日本の新しい時代の国の考え方
今日は日曜。
町の小さな教会に行った。
唄を歌い、経典を読み、話を聞く。
部屋の中は静かにオルガンの音が響く。
ステンドグラスの窓を通して、外の光が見える。
10人ほどの訪れていた。
人々の静かな呼吸や、静かな祈りが、そこの場にいる人たちとのつながりを深めているように感じた。
1時間半のこの時間は、心を落ち着かせる時間だった。
わたしにとって内容の理解は難しいが、所々に見つかる美しい言葉たちに心を洗われるような気持ちになる。
落ち着く静かな空間で、美しい言葉を声にして出し、共感的な人とのつながりを感じることが出来る文化は素晴らしい。
「あなたにとって平和が訪れますように」と言い合って握手をして回った。
宗教の違いから、それを否定することは、ただ分裂を生むだけだ。
教会へ行く前、Murrnongでのブランチで私は日本の宗教や神道について私の考えをスピーチした。難易度が高い話だが、共有を深めたく挑戦した。
(言い切れないが)
日本人の多くが、国へ特別な想いを見つけることができていないように感じている。選挙の投票率は50パーセント、多くの人が建国記念日や神話の中での日本の成り立ちを知らない、宗教や政治の話がタブーになりやすい。
もちろん、時には調和や配慮を大切にしているためという場合もある。
これらが悪いという話ではない。
「日本の人がどんな事を大切にして生きてきたのか」「どんな文化を守ってきたのか」そこに注目してみると、素晴らしいおじいさんおばあさんに、今の世代までつなげて来てもらったと感じる。
それは国という枠を超えた話にもなる。島国の日本の人は、国や陸という視点から、地球や海の視点を持っていると思う。
歴史のどのタイミングで変化したのか原因探しにエネルギーを注いで原因を判断する分裂より、
今、日本で起こっている面白い社会活動に注目して「それいいね」と共感のもと生きたい。
すでにたくさんの社会の課題が、面白い人たちによって解消されている。
それは、日本の新しい時代に生きる人の自尊心にも愛国心にもなり、世界をひっぱっていくほどのユーモアある力だと思う。
いえい!
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