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年女、最高の幕開け

寒い寒い日、お弁当を作り終え、朝食を食べて早々に体温を奪われていく。
お腹がいっぱいになれば普通は温まるはずなのに。
寒い日は私の愛用ブランケットが2枚とも奪われている。
2人が出かけた後、2枚のブランケットにくるまっても寒気が止まらない。
このままだと冬眠状態になってしまうので、お腹だけでなく首の後ろと肩甲骨の間にもカイロを貼り、強制的に体温を上げる。
放っておくと睡魔に襲われるのは体力を温存しようとするかららしい。
眠い時には無理せず寝なさいとかかりつけ医からは言われてるけど、どうしても今日は原稿を2本仕上げたい。
もう少し早く書けるようになりたいと目標時間を設定してはみたものの、今日の体力には逆らえそうもない。お昼を挟み、少し緩やかなペースで1本は書き上げた。
「15分だけ寝る」は私の口癖。15分仮眠をとると、もう少し頑張れそうな気がする。夕食の支度もあるので、とりあえずソファに横になり先ほどのブランケットにくるまった。

ピピピピピピ…スマホのアラームを止め、体を起こす。まだぼんやりとした目をこすり、画面を見るとDMが届いているのに気付いた。

サラさんからだ、DMなんて何かあったのかな、と一瞬考える。
えっ、虎当たったの?えー?????バクバクしながらDMの返事を打つ。
さっきまで冬眠に入っていた私からは考えられないほどの早打ちだった。

サラさん、こんにちは。 今日はあまりに寒くて、集中力が持たず、15分の仮眠から覚めたところでした。 わぁ〜
とら、ありがとうございます
私でいいんですか? スゴい、強運! あの力強い虎が私の元にやってくるとは、本当にうれしいです。 興奮してます。

いくつかのやりとりでサラさんのあたたかさに触れ、何とも言えず幸せな気持ちになる。サラさんの描いた力強い虎、目の強さに惹かれていた。
その強い虎が私の方に近づいてくれた。
先日の虎の手帳を手に入れられなかった理由はここにあったのかも。
私の寅年を共に歩んでくれるのはこの虎だった。

当選を喜んでくれた皆さん、ありがとうございます。
私もこのご縁に感謝します。
到着しましたら、またこの場でご報告します。


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