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求められた読み手 #書き手を信じる

「求められた読み手」#書き手を信じる
zoomによるオンラインイベントが2020年4月25日(土)に開催されました。

イベント情報を目にしてすぐに申し込みました。

教養のエチュード賞 嶋津亮太さん
あなたのnote読みます 仲高宏さん
レーダーチャート式診断 池松潤さん

note+Twitter大阪イベントでも活躍された三人が開催する読み手としての想い

どうしてもこの目で見て、この時を共有したいと思いました。zoomによるオンラインイベントは双方向。すぐに申し込みをしたものの、私の中にはある不安の感情がよぎり、邪魔をしてしまうのではないかと参加に対するためらいがありました。

20時の開場時間に少し遅れて入室しました。既にPCの画面にはたくさんの顔が並んでいるといいます。私はiPhoneで参加したため、一度に並んだ顔を見たのはイベント終了翌日に送られた写真でした。それでも、画面を送っていくと、今まで文章で出会ったnoteの仲間が今この同じ時を共有している。日本各地、そして海外からも集まった面々に感極まった瞬間でした。

オンラインでなければ味わうことのできない、ワールドワイドなnoteの世界を感じ取ることが出来ました。

◆書き手は飽和状態、でも書きたい

今はプロでなくてもだれでも書ける時代。もちろんnoteの世界は書きたいと思う人が集まってきます。その中でも元々書くお仕事をしている方が趣味で書いているものもあれば、私のようにずぶの素人が、虚弱体質の経験談を書いて体力のない若い方を励ますことが出来たらという思いから始めたものもあるわけです。

最初はどなたか分からない、私の文章をたまたま読んでくださった方から頂くスキに感謝し、次はスキの数、そしてどうしたらもっと読まれるようになるのか、と段階を追って生まれる欲望。

ただぼんやりと考えながらも、ただ誰かが読んでくれたらいいという思いと裏腹に評価されたいという思いを互いに持ちながら書く日々に、飛び抜けた存在感を示す文章を書く人が現れる。頭を殴られたような衝撃を受け、心を打ち、わしづかみにしていく、人。

読むほどに惹かれる文章、すぐにおすすめされ見る間にnoteの中で影響力を発揮する、人。

一方で、書く技術が進歩しない人、それが私でした。

◆顔の見える読み手がいるということ

求められた読み手とは、書き手にとっても信じることのできる相手だと思います。この人に読んでほしい、この人だからこそ読んでほしい、そう思って勇気を振り絞って届けるのだと思います。

時間をかけて思いの深さまで一緒に潜り、分かち合えるところまで行きつく。

ただ文字の表面をなでるのではなく、心の目で読むことは技術です。誰でもできることではありません。

今回のお三方以外にも、個人で企画をしているnoteの仲間たちも、この人の企画だから参加したいと思ってもらえる安心感があります。

その読み手に共通するのは、穏やかな文章の中に熱いものを見せてくれる人。

良き読み手に出会えた時、書き手は成長できる。何かが変わる瞬間、何かに気づき、開眼する時があるのだと思います。

なぜこの文章を書いたのか、どう感じてほしいのか、どうなってほしいのか。


きっと、もっと読んでほしいnoteの仲間がたくさんいるはずです。その一歩を踏み出して、noteの仲間と出会ってほしい思いを強くしました。

信頼できる読み手が増えることも大事なんだと、そのためにはどうしたらいいのか。

素直な気持ちを全て書き切ることが出来た、分かち合える喜びを感じることが出来た矢先でした。私の想いを届けることが出来る文章が書けるようになってきたところで、私の言葉が人の心を傷つけてしまったことを知り、心が折れてしまいました。


◆オンラインカレーイベント

嶋津さんの「生きるためのカレー」オンラインイベント食事会、noteの仲間の顔を見ながら、嶋津さんのカレーを食べる。これこそが分かち合いだと思います。

◆noteで出会った人でケアするコミュニティ

いち早くほつれてしまった私にとって、一番深くあたたかく感じた言葉でした。

頑張れるつもりだったんです、きっと変われると思っていたから。みんな頑張っている時だから私もと思って、少し無理をしすぎてしまったようです。

無理して表面だけ明るくするのは向いていない。
明るく盛り上がっている画面に、私の泣き顔は映したくない。

どうしたらいいか分からず、ただ涙を拭いていました。

◆懇親会で

イリーさんから、「ふむふむさんのイメージはフッ軽だから」と言われたことは正直驚きでした。顔を見てお礼を言えてうれしいと言っていただけたことが光栄でした。私の中でくすぶっている感情を、さらりと清い風で吹き飛ばしてくれたあの一言は忘れません。
懇親会では初対面の方も多く、どんなnoteを書いているかをお話しながら、イリーさんが細やかにリンクを貼ってくださるので皆さんも名前と顔とnoteの内容が一致しやすく、さりげない気配りにも才能を感じました。

少ない人数だからこそ話せる本音もあり、初めてお会いした人であってもnoteを読んでいる間柄であれば分かり合える感情が生まれ、距離の近い人の間でも見つけることのできなかった分かち合いが生まれることを知りました。

文章をたくさん書くことで想いを手放せる そんな考えもあると教えていただきました。

短い時間でしたが、濃密な時を過ごすことが出来ました。

引き続きの懇親会も参加したい想いと葛藤しながら、今日の私の印象を残したくない、笑えるようになった私を見てほしいと、会場を後にしました。


長時間のイベント、そして懇親会、お疲れさまでした。

運営スタッフの皆さん、眩しかったです。ありがとうございました。

いつかまた、そちらに戻れる日が来ると信じて。


オンラインでも心のつながりを感じ、分かち合えるnoteで出会った仲間に乾杯。


一度出来上がったものがすべて消えてしまったため、書き直したらこんな感じになってしまいました。ごめんなさい。


私のnoteを見つけて、そして読んでいただいてありがとうございます。サポートしていただけるのであれば、少し離れた場所への取材や学びの場への参加費に充てさせていただきます。