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アルバムを出すことになった経緯とか/「Terra Australis Incognitaが消えるまで」

こんにちは。
今回は、戯曲のアルバムを出すことになった経緯を書いていきたいと思います。
絡まっている色々な要因をほぐすように、記憶を掘り起こしながら、さっぱりと箇条書きで書いていきます。

内容とか
・まず最初に決まっていたことは、内容の核となる部分であり、「島」について思ったことだったはず。ここで思っていたことは、ざっくりした概念だったと思う。
・「島」とは?→海に浮かんでいるもの。稀に川に浮かんでいる場合もある。
・「島」のサイズ感とは?→大陸は島ではないのか。
・劇場は離島のように、外界と断絶して作品鑑賞のために設られた環境である。
・ユーディット・シャランスキー/鈴木仁子『奇妙な孤島の物語』を読んだことが決定打になる。(参考にしてきたり影響を受けた本については、後日詳細に触れていきます。)
・ここから流行病による影響が強く包含されていく。

ライブ性とか
・演劇のライブ性を考える。
・ライブとは?→体験性のこと。
・演劇以外のライブとは?→音楽ライブ・お笑いライブ
・音楽ライブ→事前に聞いていた曲が現地で増幅する最高具合。戯曲において考えると、スコアとしての側面と文章としての側面がある。これをしっかり曲として捉えてみよう。と、ここまではいたかもしれない。例えばアルバムにしてみてはどうか。ライブと接続することで、現地で体感することに意味が生まれる。会場に行くまでの生活と現地での体感が接続されるかもしれない。メリットやデメリットを検討できる。
・お笑いライブ→環境や状況によって、ネタの尺や扱うネタに調節を効かせている特徴がある。ここで必要なのはプレイヤーの腕と、ネタに強度が必要なことだったり。

・課題① 抽象性と具体性のバランスはどこに定める?
・課題② 順序の入れ替えが可能な物語構造とは?
・課題③ 戯曲を読む習慣とは?

以上が原初の種付近の考えです。
ここから膨らんできた展開については、他の記事などをご覧ください。

また、実際に戯曲のアルバムは現在、発売中です。
国内の様々な場所で上演をしていく予定ですので、随時チェックの方をお願いします。


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