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清原果耶、ニコラ「ムービー事件」は嘘、清原は香音をいじめていません

「ムービー事件」とは、2016年2月に雑誌「nicola」の公式Youtube「ニコラTV」で公開された動画「全㋲の私服&小物プレゼントfestival」の中で、清原果耶が香音(カノン)を無視して意地悪をしたのではとないかと当時のニコラ読者に疑われた出来事である。
あれから7年以上経っても清原は未だにSNSや匿名掲示板でこの話を蒸し返されている。
結論を先に言えば、これは全くの誤解である。

以下、該当箇所の遣り取りを挙げていく。
なお、この動画は大人が周りにいる状況で子供達が撮影したものを大人が編集して公開したものである。
現在のニコラTVは字幕が付いているが、当時はまだ字幕がなかった(字幕があれば誤解は防げた)。

清原果耶(当時中2)が川床明日香(中1)とオフショット動画の撮影している。
動画の1分46秒あたりで画面が変わる。
画面中央奥に久間田琳加(中3)、左前の隅に香音(中2)がしゃがんでいる。
清原が久間田に「久間田琳加さん、何してるんですか?」と尋ねる。
久間田が読者プレゼントの私服を選んでいるのだと答える。
ここで香音がカメラと久間田を交互に見た後、一歩下がって画面の外に消える。
清原、久間田、川床が会話をしていると、鈴木美羽(中3)がそれまで香音がいた場所に入ってくる。
鈴木と久間田が楽しそうに遣り取りをする。
そのあと、鈴木が清原に「みんなも?」と言って、自分にカメラを渡すように促す。久間田も「みんなもだ」と言う。
そのとき、画面の外から香音の「いやいやいや」という声が入る。
香音に同調して清原も「いや全く」と答え、鈴木の申し出を断る。
それでも鈴木は香音をカメラの前に出そうして「香音も…」と言いかける。
清原が「では、みうりん先輩でした、バイバーイ」と話を打ち切る。
鈴木と久間田がカメラに向かって「バイバーイ」と笑顔で手を振る。

以上が遣り取りの一部始終である。

最初の部分で、清原は正面で作業をしている先輩モデルで一学年上の久間田に先に質問した。そのとき清原と同期モデルで同学年の香音は横にいた.。正面にいる先輩モデルに先に声をかけるのは当然だろう。

そして、画面の外に退いた後、香音はカメラの前に立つことを嫌がっていたのだ。
問題は香音が鈴木に「いやいやいや」と言ったとき、香音の姿が見えていないことだ。香音の声はハスキーで個性的なのだが、この声を判別できない人は、彼女が「いやいやいや」と言ってることに気づかないだろう。
そのため、多くのニコラ読者達は香音が画面に出るのを嫌がってるということに気づかず、清原が香音の邪魔をしたかのように誤解してしまった。

清原が構えたカメラに香音の声が入っているのは、このとき香音が清原の隣にいたからである。意地悪されたの感じたなら横には立たないはずだ。

鈴木美羽はカメラの前から消えた香音や大人しい後輩モデル達に何かやらせてあげようと、自分が撮影することを提案したのであろう。
それに対して清原は、香音が明らかに拒否していることを尊重して、撮影を打ち切ったのである。だから別に意地悪したわけではない。

ニコラの編集部員も問題がないと思ったからこの動画を公開したのである。

中学生モデル達のちょっとしたすれ違い。
これが「ムービー事件」と呼ばれるものの真相である。
清原果耶は香音をいじめてないし無視もしていない。実際はその正反対で、香音に気を遣って撮影を打ち切ったのだ。

当時、大阪在住の中学生だった清原果耶は、すでに女優デビューして、NHK大阪制作の朝ドラ「あさが来た」に出演中だった。
大阪でのドラマ収録や学校の合間を縫っての東京での雑誌撮影で、しかも周りに大人達がいるのに、わざわざカメラを構えて、香音を嫌がらせするほど清原のプロ意識が低かったとはとても思えない。

この出来事からおよそ半年後、香音は自分のブログに、
>かやはね、この前撮影の後に2人でお茶飲みました
>楽しかった楽しかった」
と書いて2ショット写真を載せた。
https://ameblo.jp/kanon-sd/entry-12214479448.html

二人が不仲だったとも思えない。


なぜ私が、こんな7年以上も前の出来事をわざわざ記事にしたかというと、この件に関する清原果耶に対する誤解に基づく誹謗中傷が未だに続いているからだ。
この「ムービー事件」、当時は清原のブログのコメント欄や匿名掲示板ニコラランキングなどで話題になった程度だったが、清原が有名になるにつれ、いくつかのゴシップサイトが取り上げるようになった
特に酷かったのが2019年の「日刊サイゾー」の記事で、香音が「いやいやいや」と言っていることは見落としながら、「清原果耶は性格が悪いから人気が出ない」などと誹謗中傷した酷い記事であった。
おそらく所属事務所が抗議したのであろう、「日刊サイゾー」の記事はほどなくして削除されたが、その記事をトレースしたゴシップサイトが増えて誤解が拡散されてしまった。

現在でも一部のSNSや掲示板で、この件は蒸し返されて清原は叩かれ続けている。誰かがそういった投稿を見て、疑問を感じて検索したときに事実を知って貰えるようにこの記事を書いた。