配送会社社員が『ラストマイル』を観た率直な感想!控えめで満点!
ラストマイル観た?
観ましたよ!
控えめに言って良かった!
辛口コメントとして良かった!
とにかくサイコー!でした。
私が普段の働いている業界の話を観るにあたって、楽しみなところが反面、あまりにも現実と違う設定だったら嫌だなぁという気持ちもあるものですが、
ものすごーーーーく、現実的な話でした。
「あるある!こういう場面」
「いるいる!こういう人!」
の繰り返しで、多分、日本で一番多角的に楽しんでいる自信がある(笑)
さて、このラストマイル。
物語の舞台は、外資系の大手ショッピングサイトの物流センター。
すべてがシステム管理されていて、効率化がはかられています。
主人公は、福岡からきた、本日初日のセンター長舟渡エレナ(満島ひかりさん)。
部下の梨本孔(岡田将生さん)に案内されながら、オペレーションルームへ行いきます。
「私のことはエレナって呼んで」
と外資系っぽいことを言っていたりします。そんな中、前日に当物流センターから出荷された荷物が爆発したという警察からの話を聞き…という話です。
物語は3部で、構成されています。
まずは、爆発物が物流センター内にあると警察から言われ、捜査協力を言われても、絶対に物流を止めない⇛売上を落とさないという、エレナのセンター長としての意地の章。
次に、脅迫文とも取れる偽のCMを見つけてからとある人物の存在を知り、事件の犯人と爆弾探しをする章。
最後は、ある人物の現状に至る経緯から、敵は別にいると思ったエレナが、大胆な提案を羊急便の方々にする章。
そのメインの流れを取り巻くメンバーに、配送会社である羊急便の人たち、羊急便の下請け的ポジション、ラストマイルを担うドライバー親子、荷物受け取り手のシングルマザー家族、そしてリアルボスでラスボス的立場のエレナの上司たち。
また、物語の分岐点を引っ張る役割で、MIU404のメンバーやアンナチュナルのメンバーが活躍します。
ちなみに本筋と関係ないネタバレなのですが、橋本じゅんさん演じる陣馬刑事の相方、過去に虚偽通報やらかした陸上部高校生の一人でした(笑)
成長したなぁ、おい(笑)
事件の設定がすごく現実的で、
「これ、現実世界で再現できるんじゃね?」
というレベルです。
そして、エレナをはじめ、物流業のメンバー、本当にあるあるエピソードが散りばめられていて、丁寧に取材されたのご伝わってきます。
ただ、細かすぎておそらく見逃す確率も高いと思うので、次回からは、ネタバレ無しとネタバレ有りの解説(考察ではない)回をやります!
ちなみに、物語の重要な鍵である某公式に関する考察もネタバレ有りの方で徹底的に解説します!
最後に…
ラストマイル公開時に、犯人予想をしていたのですが、
見事に外れてました💦
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