精神の核を守るには
声診断開発者、音声心理学創始者の
中島由美子です。
今日が年内の最後の投稿になります。
今年一年、大変お世話になり
ありがとうございました。
一年分の感謝と愛の気持ちを込めて
お届け致します。
前回もお伝えしましたとおり
2021年1月から、
中島由美子オフィシャルメルマガが
新しくはじまります。
「声」の道を極める
「声道」についてのメルマガです。
声の波動を上げていくための秘伝について
お伝えしていきたいと思っています。
先行予約はこちらで承っております。
引き続き、鬼滅の刃×声診断シリーズです。
今日は柱になるために必要なことについて
お話させていただきます。
お釈迦様は
自分の思い通りにならない事を
思い通りにしたいけれど、
それができない苦しみを
四苦八苦とおっしゃいました。
「苦」とはサンスクリット語で
「思うがままにならないこと」
という意味になります。
人生においては、
人がどんなに頑張っても
思うがままにならないということが
たくさんあります。
その究極が、
「老いること」、「死」だと思います。
鬼滅の刃に出てくる鬼たちは
自然の理である、
「死」というものに抗って、
永遠に死ぬことのない
鬼になる事を望んだのです。
皆、もともとは人間だったのに、
自分自身を守る気持ちや人間の生存本能、
様々な煩悩(地位、名誉、お金の欲)
負の感情(悲しみ、怒り、憎しみ)が強くなり、
鬼と化してしまったのです。
そして鬼たちは人を食べることで
自分の力を肥やしていき・・・
鬼化した鬼が人間を殺し
この世が鬼に汚染され
一方では、
鬼を滅する役割として生まれてきた
鬼殺隊が使命に目醒めていく・・・
2020年はこんな構造が
浮き彫り化してきたように思いました。
これは決してアニメの世界だけの話ではなく
私たちの現実の世界でも
同じようなことが
起こっているように思います。
このような時代を生きていくためには
自分の潜在意識に潜む、
小さな鬼のもと(欲、エゴ)に気づき
潜在意識の中にある太陽、核(本当の自分)と
つながることが
本当の鬼滅となると思います。
つまり
ひとりひとりの内面の世界で
鬼殺隊が鬼狩りをしていくことで
現実社会も、
鬼のいない社会にしていくことが
できるのだと思っています。
私たち一人ひとりのなかに
核となる柱を立てることで
それがぶれない軸となります。
鬼が入るすきのないように
日々、自分の柱をしっかり立てている人を
柱というのだと思います。
映画「鬼滅の刃」無限列車編では、
下限の壱・魘夢という
夢を操る鬼がでてきます。
普通の鬼と違うのは
真正面から戦うのですが、
魘夢は別名「眠り鬼」と言われるように
「夢」に関する血鬼術を使います。
魘夢の血鬼術は非常に強力で
柱でさえも
簡単には抜け出せませんでした。
生き物は、
どれだけ力が強くても
心を壊されてしまっては何もできません。
人の内面には、
「精神の核」があり、
その精神の核を壊されてしまうと
廃人になってしまうのです。
魘夢は相手に幸せな夢を見せて
ぬけだせなくなっているうちに、
精神の核を破壊するという
戦い方をします。
相手の強さに関わらず夢を見せて
核を破壊すれば、
どんな相手でも倒せるのが
魘夢の強さの最大の理由です。
魘夢は
外側から与える損傷よりも
内面の核を破壊するほうが
致命傷になるということを
知り尽くしている鬼です。
その状態は
今の日本という国の状態とも
なにか似ているように思いました。
日本は平和ボケと言われていますが
もしかしたら、
夢の中で眠らされている状態
なのかもしれないと思いました。
精神の核の破壊ももうすでに少しずつ
進んでいるかもしれません。
しかし、
無限列車で眠らされているにも関わらず、
鬼殺隊の核は普通の人とは違い、
破壊することができませんでした。
その理由は、
強靭な精神力の持ち主のみが
厳しい関門を切り抜けて鬼殺隊になれることや
なおかつ、死生観を持っていきていることが
鬼殺隊の精神力の強さに
つながっているからだと思いました。
つまり、
強い精神力を持った柱になるためには、
声診断という道具を使って
日々自分の内面と向き合い
強さや才能だけでなく
弱みや悲しみを糧にして
明日を生きる原動力につながるような
あり方、生き方が
大事なのだと思いました。
これからは声道として
声診断や声を道具にしながら
皆さんと一緒に、
強くて高い精神性を磨いていけたら
ありがたく思います。
鬼滅の刃×声診断シリーズは
このあと来年も
You Tubeにて続けていきたいと思います。
ぜひこの機会にご登録もお願いします。
2020年の締めくくりに
今年一年の感謝の気持をこめて
鬼滅の刃のテーマ曲を送らせていただきたいと思います。
一年間本当にありがとうございました。
どうか良い年末年始をお過ごしくださいませ。
来年も良い年になりますようにお祈りしています。
音声心理学創始者
中島由美子
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