見出し画像

やっぱり、演じるということが好き。

突然ではありますが、2022年2月を生きる私は今、「劇団4ドル50 セント」の新メンバーオーディションに参加しています。

私は、物心ついた頃から芸能の世界におりました。要するに子役でした。年数にして15年くらいでしょうか。

その15年で、セリフや役を頂くことは両手で数えるくらいしかなく、15年のほとんどはエキストラで通行人や主人公のクラスメイトの1人といった立場が多かったです。それでもどうやったらカメラに映れるかどうやったら自分のためになるかということは、誰よりも考えてきたと思います。

私が通っていた高校は、校則や制服、さらに期末のテストもない自由な学校でした。だからというもの、選択授業も100近くあり、私が履修した選択授業のほとんどは、ダンスやサンバなど、身体を使って表現する科目でした。
(といっても、サンバの授業はダンサーではなく楽器でしたが)

もちろん、演劇の授業もとっておりました。 最初は、子役としてのプライドや、仕事として頂いたことのない舞台の板の上でのお芝居にめちゃくちゃ不安を抱えていました。

しかし、私には演じるという喜びがあり、時が経つにつれて、その不安はどうってことありませんでした。

高校卒業後に、都内の芸術学部のある大学に進学。写真を専攻していました。
写真も表現する科目です。

この頃から、私はうっすら気がつき始めました。

私は表現したい人間なんだ。 

大学2年の時に、学業に専念するため芸能の世界から離れることを決め、ここ4年ほどは、自分で演じるということから離れてきました。

厳密に言うと離れてみましたという表現が近いかもしれません。

その4年の間に乃木坂46のファンになり、劇場でお芝居を観に行くことも急増しました。

そこで、やっぱり思ったのです。

あぁ、演じたい。

芸能の世界から離れて4年近くずっと、芝居に恋焦がれていたことに気がついてしまったのです。

高校時代にお世話になった、演劇の選択授業の講師の方から「(カリキュラムの締めにあたる)修了公演の写真を撮りにおいで」と声をかけてくださったこともあって、高校生の演劇を撮影することが毎年のルーティーンのようになっています。

この場面はどう撮影すれば映えるかこの2人のやり取りはどの角度から捉えるかといった具合にです。
ファインダー越しに見る演劇も素晴らしいのですが、その時にも心の片隅には、演劇への思いが溢れていました。

今回のオーディションに参加することを決めた理由。それは、

もう一度「演じる」ということに恋をしたから。 

私は1998年生まれの23歳、しがないフリーターです。
他の同い年の誰よりも底辺にいることは自覚しています。
そんな自分だからこそ、自分を変えるチャンスはいくらでもあると思っています。
そのタイミングが今だと思うのです。

僕が愛する乃木坂46のメンバーの新内眞衣さんは、自身のラジオ番組で卒業発表をした際にスピーチでこんなことを言っていました。

「これからアイドルになる人とかも、年齢とかで迷っている人とかはぜひ挑戦してほしいし、物事に遅すぎることはないと思っていて。ここに入って、たくさん夢もかないましたし、いい経験をさせていただいたので、もし将来やりたいことがあるんだったら、やったほうがいいなと、すごく思います」

この言葉をリアルタイムで聞いていた私は大きく助けられた気がした。物事はいつ始めたっていい。自分の考えを乃木坂の最年長が体現してくれたと思います。かくいう新内さんも乃木坂46に加入したのは21歳と遅め。しかも初期はニッポン放送の系列会社でOLとして働きながらアイドルの活動もしていた、まさに苦労人です。

人生の先輩が残してくれたこの大きな言葉を胸に、私は今日も夢を目指しています。

私はこのオーディションに参加するにあたって、夢を皆さんにお伝えしている夢があります。

それは「自分の表現で、たくさんの人を幸せにしたい」ということ。

私の23年間という生涯の中で、ダンスや演技、大学で学んだ写真などたくさんの表現を学んできました。だからこそ私は自分の表現で、人生を賭けた勝負をしてみたいと思ったのです。

諦めるつもりはありません。どうか、よろしくお願いします。


【オーディション概要はこちらから】

このオーディションの審査の一環として、ライブ配信アプリ「ミクチャ」にてライブ配信を行っています。配信中にアイテムを投げることによって発生するポイントによって順位が決まります。

期間は2/21までです。どうかよろしくお願いします。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?