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かねりつさんの福島牝馬ステークスオススメ穴馬

かねりつです。
 
高松宮記念、大阪杯、桜花賞、皐月賞と4週連続GⅠ開催が終わり、今週はGⅠのない“とりあえず一息”の一週間ですが、また来週からは6週連続GⅠ開催が控えます。個人的には皐月賞こそ2着したものの、ルメール騎手が今季国内重賞未勝利という点が妙に気になります。かつて、こんなにも長い間、重賞勝ちから見放されていた期間などあったでしょうかね。いずれにしても、サウジアラビアとドバイでは無双しましたので、力が衰えているわけでは到底ないでしょうし、巡り合わせでしょうから嚙み合えばまたポンポン勝つんだろうなとも思いつつ、そのタイミングが来た時にはうまい具合に乗れればいいな…なんて都合のいい解釈をしております。
ただ、天皇賞・春週となる2週後からはオーストラリアからダミアン・レーン騎手が2年ぶりに来日します。レーン騎手といえば2019年と2020年、そして同年リスグラシューが制した有馬記念で来日し、とてつもない勢いで勝ち星を搔っ攫っていったS級騎手。日本の成績に限ればデットーリやスミヨン、ムーアにも引けを取らないでしょうね。短い期間に有馬記念(リスグラシュー)、宝塚記念(リスグラシュー)、ヴィクトリアマイル(ノームコア)とGⅠも3つ勝ってますし、今回の来日でも少なくとも1つ、多ければ複数のGⅠ勝利を挙げることは間違いないと私は見ております。それだけ騎手って大切です。だから、次の6週連続GⅠ開催では個人的にルメール騎手とレーン騎手(もちろんデムーロ騎手もです)など、外人騎手が騎乗する有力馬は、いつも以上に重く見ようと考えております。
 
ただし、今週はGⅠ開催のない中休み。福島牝馬S、フローラS、マイラーズCの3重賞が施行されます。どのレースも実力拮抗、展開一つで大きく結果が変わるようなレースですので、穴党の方々はなお一層のこと力が入る一週間だと思います。私の穴馬診断もどのレースにしようか迷いましたが、やはり一番荒れやすい福島牝馬Sは外せませんね。先週、福島は開幕週でしたが芝のレースは意外にも追い込み決着が目立ち、内枠先行馬決着と見ていた私の見解は大きく外れてしまいました。今週も開幕間もない2週目です。セオリー通り前が強いか、それとも先週と同様、後ろが強いか…。当日の芝レースの結果にも目を光らせなければいけません。ですが、ここでは馬場考察は除外し、純粋に馬だけの実力で分析してみたいと思います。ここに挙げる超人気薄馬にも出番がありそうです。
 
※穴馬度は10点満点で診断します。
 
超人気薄想定 ハギノリュクス → 穴馬度0点
芝未勝利で4勝全てはダートで挙げたもの。過去10年で芝未勝利馬の3着以内は1度たりともない。さすがに消し。
 
超人気薄想定 キタイ → 穴馬度1点
3年前に1800mでは一度だけ3着があるが、近走は短距離戦が中心。過去に波乱も多いレースではあるものの、“キタイ”はできない。
 
超人気薄想定 ジュランビル → 穴馬度1点
切れる脚がないので先行できるかがカギとなる。また、先行できたとしても今回はハナ争い激化とみられている為、非常に厳しい。
 
超人気薄想定 シンハリング → 穴馬度1点
準オープンからの格上挑戦だが、特に強調材料もなく苦戦必至。500キロ超の巨漢馬で小回り不向き。休み明け二戦目でどこまで抵抗できるか。
 
超人気薄想定 サンクテュエール → 穴馬度3点
昨年は同舞台で10番人気3着に食い込んだ。その他の成績はサッパリだが、ここに挙げた中ではチャンスはある方か。勿論、超人気薄なりのチャンスではあるが…。
 
超人気薄想定 ムジカ → 穴馬度5点
切れる脚を持ち、先週の福島の馬場ならば確実に向いただろう。馬込が苦手のようでレースは極端になりがちだが、ハマれば一発ある。
 
ムジカ、サンクテュエールあたりは人気薄でも面白いかもしれません。ただし、100回走れば100回結果が変わりそうなレース。腹を括って決め切らなければなかなか本命にまで推すのは難しいでしょう。でも、こういったレースですから大きな配当を狙いたいですよね。福島牝馬Sで1.2.3番人気決着なんて私は興ざめしてしまいますから。

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