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飲んだのだろう。 たくさん。 新年で気持ちが高揚。 さぞかし盛り上がったに違いない。 宴は楽しかったはずだ。 「また!」 彼は仲間と別れ帰路へ。 「うっ」 とっくに限界が来ていたようだ。 不覚。 宴の余韻が口から溢れ、路上をキラキラに。 酸っぱかったろう。 一夜明け。 カラスが余韻をついばんでいた朝。