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重要文化財「福山城伏見櫓」8月26日特別公開!

8月26日に行われる「カツナリ・デ・ナイト」オープニングイベントにて、なんと普段は公開されていない福山城伏見櫓の内部を見ることができる「特別見学会」の開催が決定しました!
普段は見ることのできない重要文化財である貴重な建築物を鑑賞しながら、夕暮れに浮かぶ福山城の姿を眺めるひとときは、きっと格別な思い出になるはず!

夕方に伏見櫓の公開をするのは今回初の試みとなります!

当日はボランティアガイドや文化振興課職員による解説を受けながら見学できるので、伏見櫓の歴史や価値への理解が深まり、より楽しく観覧ができます。


改めて知ろう! 重要文化財「福山城伏見櫓」とは?

京都伏見城・松の丸にあったものを、水野勝成が福山城築城にあたって、徳川将軍秀忠より許可を受け移築させたのが「伏見櫓」です。伏見城の城郭建築の遺構としては全国的にも珍しく、白壁3層の豪華な姿に桃山時代の気風が感じられます。

また、2階の梁からは京都伏見城からの移築を表す〝松ノ丸ノ東やく(ら)〟といった刻銘が発見されており、国内でも有数の、はっきりとした伝来を持つ櫓として歴史的価値を高めています。

1873年(明治6年)の廃城令での取り壊しを免れ、1933年(昭和8年)に筋鉄御門と御湯殿とともに旧国宝に指定。また筋鉄御門・鐘櫓は福山大空襲を免れ、現在は国の重要文化財になっています。

堅牢かつ優美な石垣や、白漆喰で塗られた美しい外観、伝統的な建築様式など、外から眺めても素晴らしい伏見櫓。見学会では、実際の「松ノ丸ノ東やく(ら)」の刻印や、400年以上前の職人技が感じられる柱の生々しい加工跡などを、間近で眺めることができます。

今年2回目の特別公開

例年11月3日・文化の日(祝)のみ限定公開されていましたが、福山城築城記念として今年3月に特別に公開したところ、普段は見られない内部を、詳しい解説を聞きながら見学できるとあって、当日は多くの人が訪れました。

見学に訪れた人の中には、

「見ごたえ十分で、時間があっという間に過ぎました!まだまだ見たかった。もう一度行きたい!!」

「伏見櫓からの景⾊がとても良かった!」

「急な階段を⼿すりにへばって登りながら、お城の400年以上の趣を感じて感動しました。」

「⼈⽣初の伏⾒櫓の⾒学をさせて頂きました。ガイドさんのお話も聞きやすくわかりやすくて⼤変勉強になりました。福⼭に住んでいて良かったな♫と思います。ありがとうございました!」

と喜びの声も多数届いています。

戦災からも免れたことで、福山築城当時から現代まで福山の歴史を見続けてきた櫓。カツナリの時代から今もその姿を残していることに、歴史の浪漫を感じること間違いなしですね!

■重要文化財福山城伏見櫓 カツナリ・デ・ナイト特別公開

日時:2023年(令和5年)8月26日(土曜日)16時00分~19時00分
場所:史跡福山城跡 重要文化財伏見櫓
内容:約30分間、ボランティアガイドや文化振興課職員による解説を受けながら内部を見学します。
定員:180名(抽選)
申込期日:8月15日必着
※抽選結果はメールまたは往復はがきにてお知らせします。また当選者には入場日時を記載のうえお知らせします。

見学のためには、事前申込が必要となります!
詳しい内容やお申込みはこちらからご確認ください。


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主催:福山ビジットアソシエーション(福山観光コンベンション協会内)
TEL 084-926-2649