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初めてのインターネットとコミュニティ

スマホネイティブの世代に当たる23歳の初めてのインターネットの話。

小さい時から、近くにはコンビニがあり、手には携帯がある。そんな時代に育った。ただ、高校一年生の時にはまだまだスマホを普及しておらずみんなガラケーを持ち歩いていたのを覚えている。

初めてインターネットを触ったのは、多分YouTubeでエロい動画を検索した時だと思う笑。本で買うのも、TSUTAYAで借りるのも恥ずかしくてできなかった歳なのですごく嬉しかった。

ただ、今考えているようなインターネットの価値は”エロを見ることができる”くらいしか認知していなかった。

もう1つ、今思うとすごかったなと思うことがある。

小学校・中学校の時には遊びの範囲は、制限されていた。地域には、学区というものが存在し、先生や保護者の目が光っていて学校が休みの日であっても遠くに外出することは難しかった。

近いコミュニティで、いつも同じ友達ばかりと遊んでいたので少しでもそのコミュニティに合っていない異端者がいると排除され、排除されるのが嫌な僕は、コミュニティの話題に合わせるためにダイアリーというネットのサービスを使って見たり、話題のドラマを見たりしていた。

twitterやLINEのサービスがスタートし、インターネットをみんなが使い始めると、次第に異端者扱いされる人が周りから減っていった。歳をとることで、いじめが減るということは誰しもが経験することかと思うが、考えて見るとそこにはコミュニティと情報の量も影響していると思っている。

インターネットによって学区が制限されていようと、様々な土地の様々な言語の人たちとつながれるようになり、情報も大量に入るようになってきた。

外部でのコミュニティは増え、情報が多くなることによってこれまで異端者として排除されていた人と他の人たちとの共通話題が増えた。外部のコミュニティの提供や情報量の増加は、多様性を認める組織を作っていった。

インターネットの価値は多くあるが、異端者にとっては救世主になったとも思う。

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