第50話 僕たちが行動する理由
クリスマスも終わり、年末に向けて仕事もアルバイトも学生も大図目になってきています。
そんな師走の終わりに、人間の行動について考えてみたいと思います。
毎日人間である僕たちは何かしらの行動をしています。もちろん、息を吸ったり食べ物を食べたり、外出したり。
様々な行動をして、毎日を生きています。
行動を極端に2つに分けるとしたら、する・しないの2つに分けることができるのですが皆さんはこのする・しないの判断をどのようにしているのでしょうか?
例えば、住んでいるアパートの共用部分。その共用部分が汚れているとしましょう。
その時、そのゴミを片付けるか片付けないかの判断は人によって違います。綺麗好きだからゴミを片付けようとかどうでもいいからほっておこう考える人もいます。
人それぞれ判断は違いますが、その判断の材料になっているのたった1つの考え方です。
それが物事が"自分ごと化されているか"ということです。
前例だと、自分の住んでいる場所なら掃除しないといけないと感じる人は掃除をするでしょうし、共用部分だから自分には関係ないと考える人は全く掃除をしないでしょう。
このように全ての行動は、自分の関係のあることかどうかによって判別されています。
逆にいうと必ず行動を起こして欲しい場合は、部外者であってもあなたに関係していることですよということ意識させることが行動を促す手段になります。
ライングループで参加者全員にコメントを送っても返ってこないのに、メンションをつけて送ると返信が来るというのは1番この自分に関係あるかどうかを表しているのではないでしょうか?
どのような仕事、組織でも自分ごとかできているかどうかのレベルは人それぞれであり、自分ごとかできているレベルが高い人ほどその組織、コミュニティに対して貢献度は高くなります。
組織マネジメントやメンバーのモチベーション維持に困っている時には、1度そのメンバーが自分がどのような立場で組織に関わっていて、どれくらいの役割があるのかを明確にする必要があります。
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