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プロダクト開発チームの3ヶ月間を振り返ってみる

こんにちは。207株式会社CTOの福富(@fukutomy)です。

喜ばしいことに、TODOCUサポーター登録者数が1.5万人を突破しました。1万人に到達したのが今年の6月だったので、おおよそ3ヶ月で+50%増となった計算になります。
この機会にプロダクトチームとして過ごした3ヶ月を棚卸しできればと思い、久しぶりに筆をとってみました。

6月:下馬ハウスに入居を始めた

今年の4月に僕が「TODOCUサポーター」のPMを務めることになり、まず着手したのがメンバー間コミュニケーションの量と頻度を増やすことでした。この施策のひとつとして爆誕したのが、下馬ハウスです。TODOCUサポーターのエンジニア2人とPMの僕の3人で、3階建ての物件に住み始めました。

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↑IKEAでダイニングテーブルを購入している様子

入居とともに、ハウス内の環境を改善するPDCAを回す目的で週次定例「下馬定例」が設置され、これを軸にさまざまな取り組みも行われるようになりました。

以下に紹介するのは、その中のごくいちぶです。

・社内Discordに下馬ハウス内部の様子を中継する「下馬ハウス」チャンネルの開設(社内メンバーと下馬ハウスの間で気軽にコミュニケーションできるようになった)
・下馬ブランチ会(運動不足解消の目的で設置された、散策イベント)
・社内勉強会(SS会)の週次開催

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↑「下馬ハウス」チャンネル開設当時の様子

中でもSS会は下馬ハウスに住んでいるメンバー以外にも参加者が増えて、すっかり207のカルチャーとして定着した感があります。

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↑207秒でそれぞれが持ち寄った書籍の内容をプレゼンしあうSS会

TODOCUサポーター開発チームとしても、いろいろな取り組みを始めた月でした。ぱっと思い出せるものだけでも、以下のようなものがあげられます。

・KPT(月次振り返り)始めた。
・Redashダッシュボードを徹底的に整備。コアKPIの定義と見える化。
・Storybookの導入。
・ユーザーアンケートによる定性分析開始。
・ABテストの導入。

配送Youtuberのごーしんさんが本社にいらっしゃったのも、6月でした。

↑プロ配送員目線からいただいたご提案は、どれもめちゃめちゃ勉強になりました

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↑IVSの賞品が届いたのも、この月でした(ありがとうございました!)

7月:配達地図の改善に注力した

6月の爆速開発が実り、コアKPIの数値に大きな変化があらわれたのがこの月でした。

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共有のビルドマシンを購入したのも6月に始めたKPT振り返りの成果といえそうです。(KPTで発見されたProblemがアクションにつながった)

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7月にTODOCUサポーター開発チームとして特に取り組んだのが、地図機能の改善です。iOS、Androidとともに利用するライブラリをMapboxに統一したことで、地図上に表示できる情報やそのデザインについてできることが大幅に広がりました。

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↑ワーケーションをご褒美に設定して、開発目標を立てたホワイトボード

8月:開発者体験とアウトプットに投資

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↑定めていたマイルストーンは無事達成され、みんなでワーケーションにいきました

8月は軌道に乗ったチーム開発の生産性を継続可能なものとするために、開発者体験とアウトプットに力を入れた時期でした。

・リリースフローの改善とDeveloper Experienceへの投資により、デプロイ頻度が大幅に上がった
・TODOCUクラウドの開発本格化に向けたアーキテクチャの改善
Tech Blog 始めた

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↑PR提出時に自動でビルドが実行されて、手元に開発環境がなくても簡単な修正ならGithub上で完結するようになった図

↑「使えるようになった!」と題した動画をあげていただけた(めちゃめちゃ嬉しかった)

これから

この3ヶ月間はいわば、TODOCUサポーターのアプリとしての土台を作り上げる期間だったといえそうです。ユーザ体験のコアプロセスを刷新し、KPIにも目に見えた改善が見えて、チームとして開発プロセスを改善する仕組みも整ってきました。

とはいえさらなるグロースを目指すためには、より個別化されたユーザ体験の設計や既存機能の細やかな改善、蓄積されたデータの価値化などなど、まだまだやることは山積みです。

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207ではTODOCUサポーターを圧倒的に使われるプロダクトに成長させるため、全方位で絶賛募集中です。

オープンポジション

副業からの関わりも大歓迎なので、
少しでもこの記事が琴線に触れた方はぜひお気軽にお声掛けいただけると嬉しいです!

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