男よ姫を生み出すな。

オタサーの姫や体育会系の部活の女マネージャーや男だらけの会社にいる事務の女性。なんでもいい。いわゆる「姫」的な女性。それをつくるのはほとんどの場合男である。場合によって、成長の過程で子供の時点から親に甘やかされ、スポイルされてしまった女性もいるが、そういう人はもうどうしようもないのでここでは除外とする。

私は大学生から社会人を通して、ありとあらゆるところで「姫」ないしはそれに準ずる女性に遭遇してはトラブルを起こしてきた。彼女らは集団の和を乱し、場合によっては破壊する。代表的なものは「オタサーの姫」であるが、姫と呼称しなくともそのような存在はどこにでもいる。私はバイセクシュアルのため女性に対する性欲の意識があまり高くない(ないわけではない)ため、そういった女性とは相性が悪く、たびたびトラブルを起こしてきた。

会社のお局さんのような存在もこれに該当する場合としない場合があるので、お局様もいちおう除外しておく。とにかく。集団内に「姫」的な人間を生み出してはならない。これは絶対である。

「姫」を生み出すのは男である。もっと遠慮なく言うなら男(男の集団)の女性に対する性的な目線である。つまり女を性欲で甘やかしてはいけないのである。性欲で甘やかされることの特別感や快楽はすさまじいものがある。私も少年時代にそれを経験したことがあるのでよくわかる。ゲイバーやmixiのゲイコミニティのオフ会でゲイやバイのおじさんにチヤホヤされるのは本当に気持ちよかった。あれはいいですよ。確かに気持ちいいんですよ、はい。

でもそれを常態的な集団(会社やら大学のサークルやら部活やら)でやってしまうとだめである。その人間が原因で徹底的なまでに集団が破壊されてしまうケースが出てくる。

繰り返しになるが「オタサーの姫」に代表されるような男の性欲でスポイルされたかわいそうな女性をつくりだすのは男の性的な目線が原因である。

各位自覚して減らしていきたい。姫を中心に巨大な雪だるまが形成され雪崩が起き、たくさんの無関係な人たちが巻き込まれ、寒さの中、雪に埋もれて死んでいく光景をたくさん見てきた。もうそのようなものはできるかぎり見たくないのだ。

「女性を特別扱いしない」という点は、私が他の男よりわりと秀でている特性だと思う。別の言い方をするなら別に女だろうと男だろうと変わらないのだ。好きな人は好き、嫌いな人は嫌い。だからこそこういうことが書けるのかもしれない。だがその特性がゆえに、私は「姫」と決定的に相性が悪い。

そのように、私は姫的な女性といままでたくさんのトラブルを起こしてきた。だが私は姫を「食らう」ことに成功したこともあった。私は10代後半の頃はわりと性に旺盛だったので、ある集団(文芸同好会)の姫の取り巻きの中でもいちばん騎士になっている男の子(同年代なのだが『男の子』という感じの男だった)を見事篭絡し、私で童貞を捨てさせることに成功した。

あれはたまんなかったです。

「俺、ホモでもいい!」

いや、今思い出してもたまんないですね。
あの戸惑いと性欲と「俺、マイノリティに寛容」みたいないろんな感情が混ざりあった表情!あれほど「勝った」と思う瞬間は世の中になかなかないと思うわけであります。

そしてその男が私に懐いた後の姫の反応!本当によかったです。

何を書いてるのかわからなくなってきましたが、とにかく性欲とか、性的な目線で女の人をだめにするのは男の責任ですから、皆さんじゅうぶんに気を付けながら生活をしていきましょうね。






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