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何のために投票するのかという話 #私たちの選挙

衆議院議員選挙、もう明日だ。
とりとめもないけれど、今の気持ちをまとめておく。

初めて行った選挙の思い出といえば、投票場で同級生がボランティアをしていてなんか気まずかったことぐらい。候補者のことについては全く覚えてない。あの頃は政治によって暮らしが変わるなんて思ってなかったし、正直言ってまじで興味がなかった。そんな私も今は以前より格段に真剣に考えるようになったけれど、かつての自分を責める気にはなれない。

私はなぜ政治に興味がなかったのだろう。
きっと自分が感じている悩みや苦しみが政治によって解決されるかもしれないということを知らなかったからだ。そうして知らないままアクションしないと、必然的に自分が政治に対してしたことによって何かが変わったと実感する経験は少なくなる。ポジティブな感情を持つ機会もなくなっていく。そんな渦の中にいた気がする。

昨年秋、旅行先の沖縄で、アメリカの大統領選挙の実況をみていた。制度が違うとはいえ、アメリカ国民の熱狂を心底羨ましいと思った。
この人たちは、自分が社会を変えられるという意識をずっと持っているのではないか、そう思える経験をしてきたのではないかと。
実際ノリで投票してる人が大半だったりするのかもしれないけど、それはそれでいいなと思う。

投票することは、何かを変えられるという実感に繋がるかもしれない。そう思って、この先の自分のために投票したい。


私は今、同性のパートナーと一緒に暮らしている。異性愛者の男女のカップルの生活となんら変わりない生活。
同性婚が法制化されなければ、私たちはいつまでも、権利を持たない悪い意味での特殊な存在のまま。選ぶ選ばないは別にして、選べないこの状況を変えて欲しいし変えたい。強い思いを一票に込める。



次の選挙の時には、状況がもっとマシになっていたらいいな。結婚できるようになってたらいいな。自分の一票がなにかにつながったような実感が持てていればいいな。

そんな気持ちで明日は投票行って外食する。
こないだ都議会選挙の時、お腹が痛くなって行けなかったラーメン屋さんに今度こそ行こっと。

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