福岡スマブラ大会のフリー台について

福岡スマブラ大会の運営方針について最近発信しておらず参加者の方々に知っていただく機会を作れていませんでした。
なので今回のアンケートにて多く意見の出ていたフリー台についてどのような経緯と意図で今のルールになっているかを皆様にお伝えできていませんでした。
ルールを守っていただくためにもルールの意味を知っていただくのが一番だと思うので簡単に説明させていただきます。
※フリー＝フリー対戦の略でありトーナメントに関係ない参加者同士の個人的な対戦でありフリー台はフリー対戦を行うことができる会場の対戦台

１　初期のフリー台

福岡のオフ大会においてフリー台についてのルールは
・後ろに人がいたら交代してください
というものでした。
福岡スマブラ大会をスタートした際もこのルールを踏襲していましたが参加者から
「フリー台が占有されていてフリーができない。」
という声が多くありました。
フリー台を占有する人が多いため一度フリー台から離れるとフリーが出来なくなるためフリー台から離れたくないという悪循環も発生していました。
くわえてオフ歴が長い方は3～4人のグループでフリー台を占有して回しプレイができるのでルールは破っていないけれど特定の人しかプレイできないフリー台
（占有してるグループの知り合いしかプレイできない）も発生していました。
初参加や知り合いが少ない方はフリーを交代してもらう声掛けをフリーしている人にするのも難しくグループに所属もできないためフリーをする機会を得るのが困難な状況でした。
この状態に対して解決のアプローチは「後ろに人がいたら交代するアナウンスの量を増やす」という状況でした。
アナウンスをしてもルールを守らない人は結局守らずグループ回しは明確にはルールを違反していないので結局フリーをしたくてもできない人がいるという状況は改善されませんでした。

２　２試合終了移動ルール

多くの人にフリーをして楽しんでいただくために解決策を考え
・２試合したら必ず席を立つ
・席を立ったら連続で同じ台には座らない
・他に空いていたらそこに座って連続でやってもいい
というルールを福岡スマブラ大会では採用しました。
このルールは一定の効果があり採用後はフリーが出来ないという声が出ることはなくなりフリーがたくさんできるという声を聞くとが増えました。
フリーが出来ないという問題は解決しました。
２本と限定しているのでいろんな人に声をかけやすく立つタイミングも明白でフリー環境が大きく改善されたと感じました。（フリー対戦を切り上げるのが難しいときもあったため）
しかし、アンケートにてフリーのルールを守らずにプレイをし続ける人がいるという声が出るようになりました。
ルールを守らない人がいるとルールを守る人が損や不快な思いをしてしまいます。
この問題に対しての解決のアプローチも以前同様に「アナウンスの量を増やす」というものでした。
運営としてルール違反を直接注意したいですが大会進行をしながら3試合以上連続でプレイしているというのを確認するのも難しく、時間的に証拠がつかめないため注意ができない状況でした。
このルールの問題点は何試合しているか確認ができないということでした。

３　２本先取ルール

試合数を明確化するための方式を検討した結果
・スマブラSP自体のルール設定にある２本先取をフリーで使用してリザルト画面が出たら席を立つ
・席を立ったら連続で同じ台には座らない
・他に空いていたらそこに座って連続でやってもいい
というルールを現在採用しています。
既定の試合が行われるとリザルト画面が出るため席を立つタイミングが自他ともにはっきりとわかるようになりました。
この方式ではルール違反をした場合は明白にわかるため注意可能ですし他参加者にもそれが伝わります。
この方式を導入した直後はルール違反があったという声はほとんどなくなりましたが先日の大会のアンケート結果ではルール違反者がいたという声が多くあがりました。
これについては私が何度かこのルールで大会を開催し参加者も理解したと思いアナウンス量を減らしたことに原因があったと考えております。
先日のSpringでは初参加の方が多くフリールールの周知がうまく言っていなかったと思っています。
反省を生かし開会式は本戦前のタイミングで今一度アナウンスの実施やツイート等での呼びかけも実施していきたいです。

４　今後について

現在、採用している２本先取ルールについては途中でキャラを変えることができないという問題はあります。
しかし、ルール違反者がいなくならない以上どうしてもこのルールで実施せざる負えないという点をご理解いただければ幸いです。
今後もこのルールを継続予定です。
フリールールについて良案があればＤＭにてお伝えいただけるととても助かります。
今後も福岡スマブラ大会でのプレイ環境を少しでも良くするために改善は続けていきますのでこれからもご参加いただけるとありがたい限りです。