見出し画像

私の猫道

ここ10年間、
生きていく最低のこと以外全て猫にささげて暮らしてきたので、
睡眠時間は3時間、
お風呂にゆっくりつかるのは年1、2回
お化粧なんてお金と時間の無駄
と、とにかく削ぎ落とした毎日だった。

常に眠いので変な時間に寝落ちしては
深夜に起きて動き出す毎日。

とにかく猫の為にやらなければらならないと
使命感に突き動かされてきた。
私がやらなきゃ誰がやる、と逃げ道のない毎日。

それがふと、
チャンネルが変わるように、
ラジオの周波数がかわるように、
変わってきた。

私がやらなくても大丈夫な猫が沢山いる。
他に任せられる人達がいる、
と気付いた。

そうしたら肩の荷が降りて
気が楽になった。

私の猫道は険しくて眉間にシワを寄せて
歩く道じゃなくて
猫と語り合いながら、お互いを想う道。
たんぽぽも咲いてるし
小川には綺麗な水が流れている。
私の猫道は、あったかい道でありたい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?