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【M365】OneDriveのバージョン管理について

ユーザーから1TBのOneDriveの保存容量が数日で8割近くまで増加してしまったとの報告がありました。
原因はOneDrive上に保存された容量の大きなPowerPointのデータが保存の度にバージョン管理されていたためで、規定だと500世代分保存されているようです。

1GBのデータ×500回保存=500GBなので、これで1TBの1/2になってしまうという優しいのか優しくないのかよく分からない仕様。

大量の写真データが添付されたファイルだったため挿入されたすべての画像を圧縮後、保存されたバージョンを全削除して対応しました。

【作業内容】

デスクトップアプリで開いたPowerPoint内の適当な画像を選択>リボンの右側の「図の形式」を選択>真ん中あたりの「図の圧縮」を選択>「この画像だけに適用する」のチェックを外す>「OK」を選択
※これで、この画像だけじゃない=全ての画像が圧縮される。

ちなみにバージョン管理を3世代くらいにすればいいのでは?と思い試みたところ、下限値は100までしか設定できませんでした。

バージョン管理の変更方法は以下となります。

OneDrive>右上の歯車マーク>OneDriveの設定>左下の「従来のOneDriveに戻す」>リボン部分の「ライブラリ」>ライブラリの設定>バージョン設定>次の数のメジャーバージョンを保存する。

Microsoftあるあるな気もしますが、とにかく設定の場所がすごく分かりにくいです。そして「分からないor足りなきゃ金払って容量増やしてよね」という強い意思を感じます。

OneDriveを使う時は容量以外にも保存回数にも要注意ですね。

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