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あなたも【くめがわ電車図書館】のスタッフになってみませんか? vol.1 〜電車図書館てどんなところ?〜



こんにちは!
東村山編集室•地域ライターのFUKUmamaです。

ここでは、わたしが東村山で見つけた素敵なコトやモノ、場所などをmama目線でご紹介できたらいいなぁと思っています。
気軽に覗いていってくださいね。


きいろい電車にいらっしゃい!

カラフルな手作り看板がお出迎え。


みなさんは東村山にある「くめがわ電車図書館」をご存知ですか?

西武線多摩湖線•八坂駅から徒歩10分。
商店街を通り抜け、閑静な住宅街を進んでいくと団地「URグリーンタウン美住一番街」の敷地内に突如現れる黄色い車体。それが「くめがわ電車図書館」です。

電車図書館とあるように電車内に本が所蔵されており、どなたでも車内で読んだり、本をかりたりできる場所です。

車内のシートがそのまま生かされています。

団地内にあるので市内の方でも意外と知らなかったり、何となくは知っているけれど…って方が多いかもしれません。実は、たくさんの方の思いが詰まったエネルギーに溢れる素敵な場所なんです。



そして、ここ、くめがわ電車図書館は多くの特集やメディアに取り上げられており、
東村山50景にも選ばれています。
最近では映画「あん」にも登場。
映画「シン•エヴァンゲリオン」第3村に出てきた本のある電車のモデルにもなっています。


また、くめがわ電車図書館を題材に描かれた絵本「でんしゃとしょかん」は、2022年千葉県の読書感想文コンクール低学年の課題図書になっており、
近年、全国各地から足を運んでくださる方が増えているのです。

わたしも今まで何気なく通っていたのですが、
今回いろんなお話を聞かせていただいて
知らなかったことばかり。
少しずつご紹介させていただきます。
たくさんの方々の思いがもっと多くの方に
届きますように…。


電車図書館のおいたち

まず最初は、簡単に電車図書館のおいたちや
どんなところかをご紹介していきたいと思います。

まず、わたしがびっくりしたのは市内の図書館よりも前に先駆けて作られたものであるということ。市からの助成は多少あるものの、市立図書館とは独立した存在であり、地域住民のみなさんが自主的に運営を行っているということ。


今から56年前、市内にまだ図書館がなかった当時、子どもたちに熱望されて出来たのがこの電車図書館なのだそうです。
地域の自治会が「こどもの施設をつくる会」を発足、運営をスタート。
このような形態を地域文庫と呼ぶのですが、
それが今でも続いているというのはすごい事だと思いませんか?

なぜ電車なの?

当時は、建物を建設するよりも古電車を購入する方が安価でした。それにも驚きましたが、今となってはそれが大きな魅力のひとつ。

現在の車両は2代目(旧101系クハ1150  )
2000年2月まで現役で走っていました。

初代はベージュと赤の車体で通称「赤電」と
呼ばれるものでした。
今の黄色い車体は2代目。
久米川公団の建て替えによって一度は車体も撤去されたそうですが、たくさんの方々のご尽力により、
2001年からまた今の活動がまた始まったそうです。

でんしゃ図書館のあゆみもわかります。

図書館内には「くめがわ電車図書館ご案内」という冊子があり、詳しく書かれています。ぜひ手に取ってみてください。


本はどうやってかりられるの?

館内には児童書を中心に約5000冊を所蔵。
新しい本との入れ替えも随時されています。
(大人が読んでもとても楽しい魅力的な本ばかり。その秘密は次回にでも書きたいと思います!)

市内の図書館とは借りるカードもシステムも違い、
貸し出しカード手書きで記入します。

小学校の図書館を思い出して懐かしい気持ちになりませんか?


どなたでも会員手帳を作ればおひとり3冊まで借りられます。
借りる時はお名前、本の番号、借りた日と返す日を記入してくださいね。

記入用にえんぴつが置かれています。



はじめての方はお気軽に貸し出し係にお声がけくださいね。親切にご案内いたします。


読み聞かせや紙芝居も復活⁉︎

ここ数年、コロナ禍でお休みされていましたが、
以前は土曜日に読み聞かせや紙芝居なども行われていました!まだ不定期ですが、徐々に復活できれば…と話をしているところです。

7月には楽しいお祭りがありますよ。
追ってお知らせさせていただきますね。


電車図書館の楽しみ方いろいろ

他にもたくさんの楽しみ方があるのでいくつかご紹介。

●運転席に座れます

男の子なら誰でも座ってみたい憧れの場所。
車内から入って、先頭の運転席にどうぞ座ってみてください。子どもだけでなく、大人もぜひどうぞ☺️

絵本「でんしゃとしょかん」もぜひ読んでみてくださいね。


●当時のままの車内

車内には当時のポスターや貼り紙、電車マニアにはたまらない写真など、突然タイムスリップしたような感覚に。ぜひ、行った際にはご覧くださいね。
レトロな車内はフォトジェニックな場所でもあります。

2000年!

●出会えた人たちとの交流

アットホームな車内で、図書館員をされている方は様々な経歴を持ち、たくさんの知識を持ってらっしゃる方たちばかり。本のこと、電車のこと、子育てのこと、なんでもいいのでぜひお声をかけてみてくださいね。

来館される方々は市外の方々もたくさんいらっしゃるので、どこからいらっしゃったのですか?って会話してみるのもおもしろいです。

興味深いお話がきけるかもしれませんよ。


ただいま図書館スタッフ、募集中!


なんと!
今、図書館スタッフの募集をしているんです!
本好きの方、人が好きな方、電車好きな方、読み聞かせや紙芝居が得意な方、いかがでしょう?



なので…次回は…

vol.②
〜図書館スタッフってどんなことをしているの?〜


について書きたいと思っています。

お楽しみに!


今回、ご紹介したのは

■くめがわ電車図書館
■住所 東京都東村山市美住町1-4-1
■電話番号 東村山中央図書館 042-394-2900
■Twitter  http://twitter.com/0228yuko
■開館時間 水•土曜日 14:00〜16:30
■閉館日 日•月•火•木•金•祝祭日
 (夏•冬休み休館あり)

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