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太陽光発電投資は儲かるのか?収益構造をモデルケースで検証してみた

どうも!副業リーマン「サトル(@satoru_investor)」です。
会社員でありながら、個人の力で稼ぐ方法を模索して早10年、投資・副業・節約の3本柱で2019年に総資産5000万円を達成しました。

私の投資の柱は「株式投資」、副業の柱は「物販(せどり)」です。

大きなストレスなく順調に資産を増やせていますが、「もっと収益を柱を増やせないか」と考えるようになってきました。

相場に左右される株式、常に自分の手を動かす必要のある物販・・・もう少安全かつ自分の時間を奪われない方法は無いものか考えるようになりました。

そこで目を付けたのが「太陽光発電投資」です。2019年初頭に興味を持ち、セミナーや業者面談に幾度も足を運んできました。

調べていくにつれ不便に感じたのが「正しく収益をシミュレーションできる情報が少ない」こと。業者説明だとかなり美味しい話に聞こえるけど、真偽を確かめるための情報が少ない。。

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そんなわけで、書籍や経験者のブログを読んだりヒアリングを行う等により、本当に業者の言う通り儲かるのかシミュレーションしてみました。

今回のnoteは、太陽光発電投資の利益や運用時の経費、税金等を考慮し最終的にどれだけ儲かるのか計算した結果をお伝えします。

これらを一つにまとめた情報はどこにも落ちておらず、方々調査しながら苦労して仕上げました。

太陽光発電投資に興味をお持ちの方や、サラリーマンの副業に興味のある方は是非とも参考にしてください。

特にサラリーマンの方は税金に疎い方が多い為、副業によって得た収益に対する税金についても細かく解説していきます。

【前提】太陽光発電投資とは?

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今回取り上げる太陽光発電投資とは、あくまで「投資」です。自宅屋根に太陽光パネルを取り付けて自家発電する節約術ではありません。

<太陽光発電投資のスキーム>
・土地を買って(又は借りる)
・買った土地に太陽光パネルを設置
・発電した電気を電力会社に買ってもらう

太陽光発電は「空室のない不動産投資」と言われています。なぜなら、電力会社の買取価格は、20年間・同一価格であることを国が保証しているから(「固定価格買取制度(FIT)」)。

なお、2019年の売電価格は「14円/kWh」となっています。

基礎知識はここまで。ここから踏み込んでいきます。

1.シミュレーション対象の案件

まずは、シミュレーションの前提を立てます。

業者に実際に紹介された物件をもとに、20年間の収支シミュレーションを行います。

買取り価格の固定期間は20年間。それ以降は不透明であるとして、投資期間は20年間としました。

運営にあたっては、会社員の副業としての運営とします。法人を作って運営する方法もありますが、ここでは個人として「青色申告を行う個人事業主」でシミュレーションします。

<税金の基礎知識>
太陽光発電は「事業所得」として毎年確定申告します。確定申告は白色・青色とあり、普通の会社員は白色申告ですが、個人事業主は青色申告が行えます。

青色申告と白色申告の違いは「控除額」です。青色申告だと65万円分、利益から差し引くことができる(控除)ため税金の支払いが少なくできます。

会社員でも副業で事業を行っている場合、青色申告が可能です。私も物販事業として青色申告を行っていますし、太陽光の運営で青色申告している方も多数います。

ただし、青色申告はサラリーマンの片手間程度の副業だと認められないことがあるそう…これ辺明文化されていないので曖昧ですが、青色申告を前提としてシミュレーションします。

①シミュレーションのモデル

以下の一般的な会社員がモデルです。

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・35歳、国内メーカー勤務
・現在の年収は500万円、順調に出世見込み
(年収)40歳:600万円、45歳:650万円、50歳:700万円
・他の副業は無し
・好きな言葉は「安定」

②対象物件の情報

対象物件の投資金額・収益・利回りはこちら。諸々の諸費用(電力会社との連携費用、フェンス設置等)も含んだ金額です。

物件概要

2.太陽光発電投資の収益構造

まず、太陽光発電投資の収益構造から整理します。手元にどれだけお金が残るのか(キャッシュフロー)イメージを整理しました。

太陽光の利益の仕組み個人

最終的に手元に残るお金は、一番右の黄色部分となります。私に辿り着くまでに、色んなところで引かれてますね。

ちなみに、吹き出しの「〇〇コスト」は、会計用語でも何でもなく、私が勝手にそう呼んでます。

これらコストについて、概要を説明しますね。

①設備運営コスト
設備を運営するためのコストです。
設備の保有に必要な税金「固定資産税・償却資産税」、台風災害など等に備えた「保険費用」、草刈りや遠隔監視などの設備に対する「メンテ費用」が含まれます。
②税務コスト
利益に応じて、国・地方に税金を納める必要があります。
個人だと「所得税・個人事業税(個人事業主のみ)・住民税」、他にも売電収入に対する消費税もあります。
③投資運営コスト
投資にあたって必要なコストです。ローン支払いや税理士報酬等が該当します。

ざっくり書くとこんな感じ。

①設備運営コストについては、業者も提示してくれます。

ただ、②と③は人によって異なるため業者は提示しないし、詳しく教えてもくれません。

ここで利回りに騙されてしまいがち。てなわけで、実際に紹介された物件を基に、①~③までを加味した収支のシミュレーションを行ってみます!

3.太陽光発電投資で必要なコストの掘り下げ

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太陽光発電の運営に必要なコスト①~③について、具体的な金額を掘り下げます。

申し訳ありませんが、細かい用語説明は一部省略させて頂きます。不明な用語は検索しながらお読みください。

①設備運営コスト

まずは設備を運営するコストについて。設備費1,700万円の運営に際しては、結構なコストが発生します。

このコストが儲けを大きく左右します。具体的なコスト内容は以下のとおり。

太陽光の費用項目

これらコストについて、年間の費用と20年間の合計費用をシミュレーションした結果は以下です。

太陽光のコスト試算

・・・税金が地味に痛いですね。

計算のポイントと簡単な用語説明は以下の通り。

【償却資産税について】
設備の保有に対する課税です。設備の固定資産税ですね。
この償却資産税は、市町村への申請で3年間ゼロになる制度「生産性向上特別措置法」もあります。

ただし受理される可能性は20%程度とのこと。
書類準備等が大変で業者の協力が必須ですし、税理士にも頼る必要がありそう。そのため、償却資産税は満額支払いを考えて計算した方が無難です。

償却資産税が3年免除されると約60万円も得するので、是非通したいところですが…
【設備故障時の費用について】
設備の大部分は「太陽光パネルとパワーコンディショナー」です。
パネルは25年・パワコンは10年のメーカー保証が付いています。

パネルはそう壊れるものではなく比較的安価とのことなので、10年経過以降のパワコンの故障を意識しています。

全9台のパワコン(1台20万円)が全損すれば180万円の出費です。さすがに全損はないだろうと想定し100万円を計上しました。
【撤去時の費用について】
電力の固定買取価格は20年間であり、20年後は不透明です。そのため、20年後に撤去する前提で試算しています。

撤去費用は設備の0.5%程度をベースとして100万円を計上しました。

②税務コスト

めっちゃ大事な税金です。

税金について語りますが、素人が税金アドバイスをすると税理士法に抵触するため、一般論だけの記載にします。これをヒントにして、詳細は自身でお調べください。

儲けたからには、必ず納税の義務が生じます。皆さんも給与明細で所得税や住民税を見てがっかりしてますよね。

太陽光発電は会社外での収入なので、会社員の税金にプラスして税金支払いが必要です。

個人で運営することで必要な税金の種類は以下のとおり。

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今回のケースだと「諸々引いた利益」の約20%の税金を支払う必要があります。

補足説明
「諸々引いた利益」は、売電収入から①設備運営コストを引き、更に減価償却費等のその他費用を引いて算出します。

減価償却費とは、設備に支払ったお金を毎年徐々に費用計上すること。詳しく知りたい方はこちら(外部リンク)をご覧ください。
ちなみに今回の計算では、定額法を採用しています。

Aさんは順調に出世するため、累進課税により所得税の支払い額が上がっていきます。Aさんの会社員としての給料や税金はこんな感じ(参考)。

モデルケース属性

「課税所得」に対して所得税や住民税が課せられます。所得税の計算方法はこちら

シミュ対象所得税

でもって、太陽光の運営は開業届を出して個人事業主(青色申告)になりましょう。これで65万円の控除を受けられます。

ただし、一基程度の保有だと売電収入が多くないので、前述のとおり青色申告が認められない場合もあります。とはいえ申告しておいて損はないかと思います。

例えば「諸々引いた利益」が100万円の場合、35万円分しか課税対象にならないので青色申告の控除は大きなメリットです。

③投資運営コスト

最後は③投資運営コスト。

太陽光発電において最も大きいのが「ローン返済」です。今回の15年ローン(年利2.15%、元利均等返済)だと以下のとおり。

投資運営コスト

他あるとすれば、毎年の確定申告に係る費用でしょうか。自分で全部やればゼロ円ですが、税理士に見てもらうと費用が掛かります。

私の場合、いつも最終チェック&面談を依頼して3万円支払ってます。今回のシミュレーションでも、毎年の税理士費用3万円を加えておきます。

なお、確定申告全般を依頼すれば、相応の顧問料が発生します。(年間20万円ぐらい?)

4.太陽光発電投資の収入

太陽光発電の収入源は、売電収入に尽きます。

業者による発電量のシミュレーション結果から、収入を試算することになります。こんな感じの発電シミュレーションが提示されます。

発電シミュレーション

計算の前提条件や計算に使用したツールを聞いて、現実的な数値かどうか業者をしっかり問い詰めましょう(笑)

設備の劣化もあり得るため、私のシミュレーションでは発電効率が毎年0.5%落ちるとして計算しました。

【20年間の収入合計】¥38,584,000

※消費税還付も収入になる
消費税の課税事業者になれば、設備金額に対して支払った消費税が還付されます(戻ってくる)。

還付金には所得税等が掛からないため、そのままキャッシュフローを増加させてくれます。
大きなメリットなので、消費税の課税事業者になりましょう。今回のケースだと170万円のキャッシュ増加です。

ただし課税事業者になると、太陽光発電の収入に対して消費税を支払う必要があります。年間売電収入が1000万以上だと、ずっと課税事業者のままですが、1000万未満なら3年後に課税事業者から外れることができます(手続き必須)。

消費税還付についてはこちらが参考になります。

情報が出揃いましたので、これらを纏めたエクセルを作って、20年間のシミュレーションを行います。

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5.トータルの検証結果

以上で収支揃い踏みです。20年間の利益とキャッシュフロー(お金の出入り)をグラフ集計しました。

収益シミュ個人青色

期間ごとにポイントを説明してきますね。

ちなみに「CF」はキャッシュフローのこと。CFは財布に入ってくる実際のお金です。

CFをいかにプラスにするかが事業を営むうえでの重要ポイントです。お金があれば2基目、3基目と増やしていけますからね。

ポイント①1年目~3年目まで

1年目は消費税の還付で約170万円ゲットです。いきなりキャッシュを得られるので、消費税の還付はめっちゃ大きいですね。

ただし2~3年はスズメの涙程度の利益です。これは売電収入に対する消費税(約20万)を支払っているから。

消費税課税事業者になると3年は変更できません。そのため3年間は売電収入に対する消費税払いが必要です。
事業拡大しておらず、年間売電収入が1000万未満の方は、課税事業者から外れましょうね。

ポイント②ローンを払い続ける15年目まで

4年目以降は安定した利益が続きますが、12年目にCFがマイナスに転落しています。

なぜなら、パワコン故障を考慮しているからです。私のシミュレーションでは、12年目と16年目にパワコン修理・交換費用として50万円ずつ引いています。

ポイント③ローン返済が終了した16年~20年目

15年ローンなので、返済を終えた16年目から20年目までが稼ぎ時。利益もキャッシュフローも大幅にアップします。

20年目の利益が減っていますが、これは設備撤去費100万円が発生しているからです。

20年後も電力買取が続いて利益が発生するなら、撤去せず続けるのも正解ですが、20年後は想像できないのでここで終了としています。

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という感じで、利益とキャッシュフローを並べると運用イメージが掴めました。

累計のキャッシュフローもわかるグラフも以下に載せておきます。

累計CF(個人)青色

最初の消費税還付が大きいので、累計CFは常にプラスです。自分の財布からの持ち出しがなく運用できますね。

念のため、青色申告が認められず控除無しとなった場合(白色申告)の累計キャッシュフローも載せておきます。

累計CF(個人)白色

トータルキャッシュフローで200万近い差があるため、何としても青色申告にしたいですね。

太陽光発電設備を複数基保有すれば問題なく青色申告で通せそうですが、一基だと税務署から指摘があるかもしれませんね。

6.トータルの利益計算

では気になるトータル利益を数値化します。

個人青色最終利益

20年間青色申告で運営した場合です。消費税還付と青色申告の65万控除のおかけで、②税務コストが逆に利益になっていますね。

結果的に初期投資額300万円が、20年間で1023万円になりました。
・20年間の複利利回りに単純換算:6.15%
・20年間のIRR(内部収益率):14.5%

IRRが高いのは消費税還付のおかげですね。

こちらも念のため、白色申告で運営した場合も計算しておきました。

個人白色最終利益

結果的に初期投資額300万円が、20年間で843万円になりました。
・20年間の複利利回りに単純換算:5.2%
・20年間のIRR(内部収益率):11.5%

7.利回りを上げるには?

今回の物件は表面利回り「10.15%」、ローン金利「2.15%」でした。

2020年1月現在は表面利回り9%台が多く、時々10~11%台が出るぐらいでしょうか。

やはり利回りを上げるにはローン金利が重要ですね。

【表面利回り10.15%、ローン金利1.5%の場合】
最終利益は1110万円、20年間の利回り(複利換算)は6.55%
【表面利回り10.15%、ローン金利1%の場合】
最終利益は1180万円、20年間の利回り(複利換算)は6.85%

地銀・信金・公庫の融資が承認されれば、ローン金利1%台も狙えるかもしれません。

8.太陽光発電のメリット・デメリットを整理

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どうでしたか?

表面利回りにダマされないよう計算すると本当のリターンが見えてきますね。

では計算結果をもとに、太陽光発電のメリットデメリットを整理します。

①太陽光発電のデメリット

まず「大きくは儲からない投資であること」がデメリットでしょうか。今回の物件だと、利回り6.15%(複利)のリターンでした。

この利回りは、米国債のようなローリスク・ローリターンの投資(年利約2%)には勝ります。ですが、過去50年間の米国株のリターン(年利約9%)には劣ります。

太陽光発電は事業なので、株式投資と比較するのはナンセンスかもしれませんが「投資」の面で見ると、少なくとも過去の米国株に勝ててません。

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他にも、設備を保有することのリスクがあります。

・災害による設備の故障・破損
・設備の盗難(銅線)
・賠償責任(強風等でパネルが近隣に飛んで行った場合等)

このあたり保険でカバーできるのですが、地震・津波はカバーしきれていなかったり、地震・津波の保証を付けると高額の保険になったりと、リスクは残ります。

設置場所については、地盤やハザードマップを調べて災害リスクを受けにくい場所か調べましょう。

②太陽光発電のメリット

株式投資は株価によってリターンが左右されます。損も得も市況次第。一方、太陽光発電投資はそれがありません。

また、不動産投資のような空室リスクもありません。20年間の買取価格が固定されているので、投資した時点でリターンが見えます。

開始後はほぼ放ったらかしておけるため、忙しい会社員に向いているかもしれません。

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また、太陽光発電は事業です。

事業を営むメリットは、経費の自由度があることです。

普通の会社員は経費の自由度が皆無ですが、事業を営めば自家用車やその他費用を経費計上できます。

そのため、工夫次第で収益増加や家計節約に繋がります。会社員が事業を営むことのメリットはこちらの無料noteでも触れているので参考に。

9.サトルはどうする

ここまで長々と説明しましたが、これらを鑑みて私サトルはどうしたか。

結論としては、一旦見送りました

理由を説明します。

①会社員×物販で相応の収益があるため税金が痛い

私の会社員年収は1000万です。他にも副業で物販を行っており、今のところ3年連続で合計年収2000万です。

物販の年商は約4000万なので、もちろん消費税の課税事業者です。

この状態で太陽光発電を始めると、所得税・住民税・個人事業税・消費税の支払いが重く圧し掛かるため殆ど儲かりません。

物販の収益に増減はあるかもしれないので、仮に20年間年収が1400万円(副業年収400万)だったらどうなるか、計算してみました

まず所得税の水準がこちらになります。

サトル所得税

これを基に累計キャッシュフローも見てみます。

サトル累計CFシミュ

最終収益はこうなります。

サトル青色最終収益

税務コストがエゲツナイですね。。所得税・消費税・個人事業税が重く圧し掛かってます。

結果的に初期投資額300万円が、20年間で460万円になりました。
・20年間の複利利回りに単純換算:2.2%
・20年間のIRR(内部収益率):3.88%

最終的に赤字にはなりませんが、労力と見合ってないリターンですね。これなら太陽光ETF(インフラファンド)に投資した方が圧倒的にマシです。

【太陽光ETF(インフラファンド)とは?】
東証に上場しているETFのうち、太陽光発電事業での収益を投資家に分配するETFのことです。分配利回り5~6%程度なので、利回りの面だけだと自分で太陽光発電事業を行うのと大差ありません。

私はこのインフラファンドに400万ほど投資しています。

そのため、個人事業主として太陽光発電に投資するのはナシとしました。あり得るとして法人を立ち上げて運用する方法ですかね。

実は法人運営した場合もシミュレートしていますが、今回は割愛します。

②不動産投資に興味あり

私が見送った理由は先ほどの①が殆どなのですが、一応他にも理由があります。私の投資先は基本的に株式ですが、最近は不動産投資にも興味を持っています。

私の中で特に大きいのは、不動産投資で得られる家賃収入は消費税が課税されないことです。太陽光発電だと毎年約20万の消費税支払い義務が生じますからね(他の副業で売上1000万以上ある場合です)。

不動産投資も大きなお金が動くため、殆どの場合で融資を受ける必要があります。融資審査では、個人の属性・資産・その他借金から総合的に判断されます。

太陽光発電設備は銀行から見て資産価値が低いので、先に太陽光で借金(与信の傷)があると、不動産投資の融資が不利に働く可能性があります(この辺の真偽は定かではありませんので悪しからず)。

③出口戦略が見えない

20年間運営し20年後に撤去することでシミュレーションしましたが、本当にそうなるのか・その後どうなるのかが見えない不安もあります。

【ネガティブ面】
20年後にみんなが一斉に撤去することで撤去費用の相場が上がり想定外の支出が発生する。残った土地を手放せず、使わない土地への固定資産税をずっと支払い続ける。
【ポジティブ面】
20年後も買取が続き一定の利益を得られ続ける。撤去せず運営を続ける感じですね。

不動産だと賃貸需要・戸建て需要があるエリアであれば、投資家への転売や実需への売却も可能です。

そんなわけで、サトル的に太陽光は「一旦見送り」と判断しました。

あくまで「一旦」です。法人を立ち上げて運営することも無しではないと思ってますから。

10.まとめ

いかがでしたか?

パワポ資料もふんだんに挿入したため、サラッと書くつもりが大分肉厚な内容となってしまいました。

私は一旦見送りましたが、以下に該当する方は投資するに一考の価値ありです。

・他の副業をやっていない又は売上1000万を超えていない。
・普段は仕事で忙しく、不労所得を手に入れたい。
・個人事業主になって節税効果を得たい。

私は物販で長年稼げており、今後も拡大予定なので少なくとも個人事業主としては運営しません。物販で法人を立ち上げているので、そちらで運営するかですかね(お金が借りられるか次第)。

法人の設立に興味ある方はこちらもご覧ください。

内容は以上です!お疲れさまでした。

本記事を執筆するにあたり、調査やセミナー参加・業者面談・執筆で合計60~70時間は掛かりました。

テキトーに作った記事ではないため、太陽光発電投資に興味ある方は繰り返しお読み頂けますと幸いです。

<最後にお願い>
今後の励みになりますので、このnoteを有益と思いましたら「フォロー&スキ」を頂ければ幸いです。
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