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藤井風の声は魔法なのか〜無関心になれないには訳がある

画像はMVより

久し振りの風話題
私はまた次のステージに居場所が移ったようで飽きることなくいろいろ考えさせてくれる藤井風というひとにはある意味特別な存在として感謝してもいいのかも
考察でも全面的な称賛でもない
自分の気持ちをここで少しずつ整理しているだけで
共感するひとはいないと思う
大ファンのひとは気分悪くなるかもしれないのでスルーしたほうがよいかもです

もし読んでしまう人がいたら怒られそうなので先に謝っておく
すみません

「人生は一本の映画。どんな舞台設定でも、どんなストーリー展開でも、いつも冷静に、決して恐れずに、善い主人公を演じ切って、天国でアカデミー賞を貰いましょう。」学生の頃のメッセージ
演じ切って、、、ですよ
本当にこんなことを考えていたのか知るのは本人のみ

このところのゴタゴタでほとほと疲れてしまいXからも離れている今
真夏のライブ、被災者支援のこと、他にも
彼やチームのやることに勝手に傷付いて応援したい気持ちもしぼんで
もうファンとはいえないなと
今は最初のアルバムだけがすきでいいなと思っている
でも完全に無関心にはなれず(なれたら楽だろうに)執着しまくりで
何をやるかこれからどうなるかは気になってしまう存在
なぜか

曲を聴くたびに思ってしまう
「いい声だな」


今回の新曲
癖がなくなんだか昔のトレンディドラマの主題歌みたいな薄い軽い感じの曲だなと
しかも題名にしっかり堂々と『GOD』を入れてきている
やりやがったなぁと思った
色々蓋をしたりスルーしたりしながらこれからも活動していくんだなと思う
MVは相変わらずディズニーランドみたいなエンタメ満載、多様性多国籍てんこ盛りでしっかりお金もかけて
スタイリストのオーダーメイド
やりがちなつぎはぎ服(なんであのだらしない緩いボトム?)やクセ強めの動きや表情にはどっぷりハマっていた以前のようには惹かれることはない
どちらかというと曲を聴くとMVの画像が出てきて邪魔なくらい

短期間でいろんな自分になれるMV撮るの大好物だと思う

うん、でも私はもうそんな作り物のMVは観なくても良くなったみたいだ

歌詞もいつものやつだ
合う言葉を探して韻を踏んだりしているだけ

ただ
悔しいことに

倍音とも言われる声がいい
part終わりのゆらぎ
歌い始めの声
お得意のフェイク
あの声は他ではみつからない
好みだからしかたない

癒やしのやコードHzが仕込まれた楽曲
私は知らない間に催眠術にでもかけられたのか
SNSも見なくていい
声と曲だけでいい
買うつもりなかったシングルをダウンロードして
リピートしている
胡散臭さ満載なのに変なのである
今も離れず聴いている人がいたとしたら
私と同じくこの声にやられたのだと思う

彼の声は中毒性がある
まだ無関心の域にはいけそうにない
今は素直に心のままに

日本語だから引っかかるけれど
言葉がわからないどこか遠い国のひとの曲だと
思ってみたらいいのかもと納得させている

藤井風の声は魔法の声なのかもしれない
解ける日がくるのか?

ライブにもう行く気はないけどこんな変なひともいるのです

と、ここまで書いて
やっぱり触れておこう宗教問題
これマネージャーの今のタイミングでは理解してもらえないというという読み違いと必要なかっただけという軽率としか言いようのない発言が大元にあると思ってる
あのある意味不思議な特性のまま出してもコアなファンはついたはず
途中、持ち上げられ続けた本人の勘違いから思惑通り行かなくなって
軌道修正が必要になったのかもしれない
成熟してるようにも聴こえる声に加え
本人のポンコツぶりと高尚なお言葉のギャップにまんまとやられた
一貫して彼が言っていることは入り口はお父さんだとしても
一宗教というより他の宗教も同じ大きな根っこのようなテーマに思えているから
言ってることは否定はしないし、日頃から興味もあることなので共感できるところも多い
単純に「自分の中にいる既に持っている大事なもの」については宗派問わずいわれていること
ただ本当なら自分の経験も絡めてもがきながら学んでいくことなはずなのにそこがスッカラカンに思える
いつのまにか高いところから導くようなことしか口から出てこなくなったことは
残念でたまらない
ただ単純に良い言葉だから知らせたいと思っただけなのか
何かの使命を請け負っているのかはこちらとしては知る由もなく

生のイキイキした言葉や楽曲をいつか聴かせてくれる日が来るのかな
これからどんな経験を積んでいくのかどんなふうに年を重ねていくのか興味深いひとではある
暑苦しいファンを卒業して声と曲だけのファンとしては挫折したり失敗したりしながら音楽家は続けてステキな音楽を届けてくれる渋いオヤジになるまで活動してほしいと今はおもっている




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