「街のアーカイブ」 展示中です。今回の展示は、それそのものと遠刈田の街も含めて全部が僕の作品です。
”街のアーカイブ” 展示中です。会期は30日まで。
遠刈田レジデンス マルヨシ にて。
今回の展示は写真そのものが作品なのではなく、展示そのものが作品として機能しています。
街をコピーし平面化。
それを再度半立体化する。
街の再構成。
揺れる展示方法。
邪魔で見づらいほど犇めいた写真
それはぶつかったり風をはらんで揺れることを街の変化の象徴として表現している。
街は変化するもの。
変化しない街は衰退するし衰退した街は変化できない。
だからこの作品は変化する街のアイコン。
この展示そのものが作品だということは会期中は遠刈田
温泉街そのものも僕の作品ということになる。
僕の写真だけでは今回は街として人の気配というか存在感が足りない。
もっと写真に人を写り込ませたかったけどそれはなかなか叶わなかった。少しは人も写ってるけど。
人の気配が足りない。
それをうまく補ってくれているのが ゆず 丸 Yuzmaru の作品。
壁をぐるっと取り囲んだ作品全体にあるのは手形。この街の人達の手形。
その手形を彼女特有の螺旋画が彩る。
その作品は人の気配や匂いみたいなものを発しているので、僕の作品にちょうどよく人を介在させてくれている。
街のアーカイブ
僕なりの街への解釈と希望と祈りのようなものをこの空間に組み立てた作品。
会期は30日まで。
街に住む人。街に関わる人にぜひ見てほしいです。
https://www.facebook.com/TR044/