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偽サイトからタレントと事務所を守ること。

STARTO ENTERTAINMENT社は、公式「X」を始めた。

同時に違法な「X」サイト(約150アカウント)を駆逐するために、米国連邦地方裁判所(カリフォルニア州北部地区)に6月27日(米国時間)発信者情報開示の申立手続きを行なった。それから、たった11日間後!の7月8日に開示命令が発令された。

米国X Corp.は、この命令に対して対処しないといけない。日本でこのこの手続きをすると数ヶ月かかるが、優秀なブレーンの働きにより、超スピーディに対応できた。感謝!

イーロンマスクに運営者が変わってから、開示命令が出てもX社は情報開示せず、強制開示申立手続を追加で行わないと開示しない方針となっている(日本では、ほぼココから進まないようだ)
米国だと開示命令後の強制開示手続に進めば開示される印象とのこと。それでも、少なくとも3ヶ月はかかる。

開示命令では名前、IP、電話番号、メールアドレスなどを開示せよとなっているが、名前はニックネームで、フリーメールが開示されるとそのルートからは特定できないので、IPか電話番号の開示が重要となる。電話番号登録をしていて日本の番号が1つでも出てくれば、住所、氏名は特定できる。

つまり、SNSプラットフォームがより健全に運営するためには、アカウント登録時に携帯番号の登録を義務付けるべきだし、開示請求があれば、とっとと開示せんかーい、ということである。

本当に米国系SNSプラットフォームの酷さを痛感する。国はきちんと規制せよ。

今後も当社とそのタレントの誹謗中傷など名誉毀損行為、著作権・肖像権、AI利用による侵害などの権利侵害行為に対し徹底的に対応していく。

アメリカの最大手タレントエージェンシーであるCCA(Creative Artists Agency)は、AI企業と組んでタレントの"Personal Vault"(個人保管庫 - タレントの名前、画像、肖像データ、デジタルスキャンや声など)など、すべての知的財産を保管する合成メディア保管庫を創設している。

つまり、タレントエージェント業が、そのタレントのデータをオフィシャルにビジネス利用していくということなのだ。違法なAIの使い方を禁じるだけでなく、自分たちが新しいビジネスとしてタレントのデータを提供するということを日本でも早期に実現していこうと思う。

🔲 AIに学習させてタレントのプロパティを情報を使用(複製、改ざん、頒布など)の禁止。
https://starto.jp/s/p/group/detail/sitepolicy?ima=0739

🔲 STARTO ENTERTAINMENT、詐欺アカウントに対する発信者情報開示命令を報告 「弁護士と連携した権利侵害対策部門を設置」
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1395737

🔲 当社の公式Xは以下の3アカウント。
「STARTO ENTERTAINMENT」(日本語): https://x.com/Lets_starto
「STARTO ENTERTAINMENT」(International): https://x.com/STARTO_INT
「WE ARE! Let's get the party STARTO!!」: https://x.com/we_are_starto

🔲 CAA Inks Deal With AI Company Veritone To Store Talent’s Digital Assets
https://deadline.com/2024/05/caa-deal-ai-company-veritone-store-digital-assets-1235914471/

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