恐るべし身体能力 2024/06/23

先日、熊野館のマップを制作してほしいとのことで熊野館を村民の方と歩いた。
九戸政実の弟が使っていたらしい館。今は、熊野神社もある。(もともと神社があったところが館になって、また神社を戻したらしい)

スーツに長靴というイケイケスタイル

とても、暑い日。
わたしは水分を忘れたことをとても悔いた。
でも、そんな中をずんずん進んでいく70代男性。
「子どもの時はここが遊び場だったからねえ」と言いながら、
軽い足取りで爽やかに歩いていく。

足を滑らせそうな(実際に滑らした)急な坂や、岩場、登り坂を歩いても全然、息があがっていない70代村出身男性。つよい。わたしはといえば、ずっと、ぜえぜえはあはあしていた。
子どものころからここで、鍛えた身体能力があるから、涼しい顔で歩けるんだろうなと思った。うらやましい。
今じゃ、危ないからと禁止されるような場所でしか得られない能力があったのだ。

岩に座って景色を眺めるエレガントさ

この熊野館は代々地域の人たちで整備してきたらしい。
草取りなり、道の舗装なり手入れをしないと人が入れないただの山になってしまう。
でも、手入れをすれば春夏秋冬、さまざまな顔を見せてくれる素敵な場所になる。

秋の紅葉は実に見事

この場所を守ろうとする人たちも高齢者ばかり。
今後、この紅葉を間近で見れなくなってしまうかもしれない。

みんなでここを守らないとね!と思う人が増えるようなマップを作れねばと思った。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?