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フリーズドライの就労継続支援

私は自閉スペクトラム症という発達障害と双極性障害を持っており、一番困る症状は疲れやすいという症状ですが、現在は在宅でWEB制作のお仕事をしつつ、家事したり、子育てしたりで、フルタイムで働かずともなんとかやっています。
私は夫と娘がいてくれるからなんとか生活できているんですが、
友人にはハンデを抱えてながら、一人で生きていかなければならない人が多くいます。
ハンデを抱えた人が働く場というのは一般企業の障害者雇用だったり、就労継続支援だったりするんですが、フルタイムで働けない人は就労継続支援B型を選ばなければならない人が多いように思います。

就労継続支援とは、障害や難病などのために一般就労が困難な人を対象とした障害福祉サービスです。一般就労で働くことが難しい場合に、障害による困りごとや体調に合わせて、福祉的就労(※)の中で自分のペースで働くことができます。
※福祉的就労とは、就労支援施設などで福祉サービスを受けながら働く働き方のことです。

LITALICO仕事ナビ https://snabi.jp/article/249

就労継続支援B型事業所は短時間から働けるんですが、雇用契約による就労ではなく、生産活動に対して工賃が支払われます。

この工賃が問題で、令和3年度の就労継続支援B型事業所の工賃は1時間あたり233円となっており、同年度の最低賃金930円を大幅に下回っています。
※参考文献:「令和3年度工賃(賃金)の実績について」厚生労働省https://www.mhlw.go.jp/content/12200000/001042285.pdf

そこで野菜のフリーズドライを作る就労継続支援事業所は作れないかと考えています。
農家の方から廃棄するような野菜を安く仕入れ、フリーズドライを作って
官公庁の備蓄品としてや、病院の病院食として使ってもらえるように卸せないかと考えています。

障害者優先調達推進法が平成25年度から施行されているので、官公庁の卸先は見つかるのではないかと思います。
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/shougaishahukushi/yuusenchoutatsu/dl/pamphlet.pdf

一般家庭でもローリングストックとして普段のお味噌汁などにフリーズドライの野菜の具材を使い、災害時にはビタミンなどを補給するために、非常食に加えるという使い方が適しているのではないでしょうか。

フリーズドライは凍らせて乾燥させるので、栄養素が損なわれにくいという特徴があります。災害時はビタミン等が欠如することが多いので、備蓄品にサプリメントを用意しておくことも推奨されていますが、フリーズドライの野菜をローリングストックしておけば、普段の料理も時短になりますし、非常時にも役に立つので、需要はあるかと思います。

数年前コロナ禍が始まった頃に、ネットで知り合ったコンサル業をしている方にこのことを相談したら、野菜の卸しをしている方がこういうことを考えていたと仰っていました。コンサルの方は、ハンデのある人がどこまで作業できるかが懸案事項だと仰っていましたが、群馬県の藤岡市にはアルファ米の商品を作っている就労継続支援事業所があるので、作業レベルは問題ないのではないかと思います。
https://www.nozomi-f.jp/index.html

ただ、フリーズドライの機械が高いのが、難点ですかね。
事業収支計画書を作って、クラウドファンディングを利用したら、
実行できるのではないでしょうか。

こう一人で考えているんですが、私一人では難しいので、どうしたものかなぁと思っています。

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