MVアグスタF4の新型は出るのか?
今回は、バイクブランドの中でもマイナーな、MVアグスタ について書いてみます。興味のない方が多いと思いますが、アグスタは情報が少ない分、好きな方には喜んでもらえると嬉しいです
今後のアグスタの展開はどうなる?
あくまで個人的な予想です。
まず第一に、「新型F4および四気筒は出ない(なにか間違って会社が大きく儲かれば出るかも)」
です。理由は後ほど。
第二に、「バイクは三気筒と二気筒がメインになる」
第三に、「電動バイクも今後増える」
第四に、「デザインテイストは今までと変わる」
です。
なので、結論から言いますと、今までのアグスタとは、だいぶ別物になると思います。最終的には中国資本になって、今のベネリなどと同じ道を歩むかもしれません。最悪、ブランド消滅なんてことにも…。現在F4に乗っている身としては、微妙ですが、これも時代の流れでしょうね。
さて、理由ですが、
第一の理由
CEOがジョバンニ・カスティリオーニからティムール・サルダロフに変わりました。そして、この新CEOは、スーパースポーツバイクの性能とレースを最重要とは見ていません。アグスタなのにレースを重要視していないとは…と思われる方、昔からのアグスタファンにはそう思われる方も多いと思いますが、そうなのです。
現在のブルターレ1000やラッシュも、以前の四気筒をなんとか規制に通るようにしたものなので、在庫処分という考え方をしたほうが妥当でしょう。
そして、今後、金のかかる四気筒の開発は、カーボンニュートラルのこの世の中にあって、おそらくされることはないでしょう。
と、いうわけで、新型F4の発売は、少なくとも当面はないと考えられます。
出たとしても、電動バイクでしょう。デザインも、特徴的なセンターアップマフラーは、もはやトレンドではないため、デザインテイストを残すとしたら、装飾的なものになるでしょうね。そもそも電動ではマフラーいらないですし。
第二の理由
三気筒は、現行のものを引き続き生産することでコストを抑える。
二気筒は、中国のロンシン社との提携がすでに発表されており、中排気量のシングル、またはツインを開発することも発表されている。
あんまり話題が出ないので、開発は進んでないような気もしますが。
少なくともエンジンなどのメカ系は中国産のものになるでしょう。
これが一概に悪いかどうか、というのは結果をみないとなんとも言えません。BMWなどもエントリーモデルは、インド生産ですからね。
ただ、個人的には、ブランド価値は下がりそうな気はしますね。
第三の理由
すでに電動自転車を発表しています。今後、バイクも電動化していくことを考えると、バイクのみではなく、電動モビリティブランドとなっていくことを新CEOは目指しているのかもしれません。そうなると、もはや、MVアグスタでなくてもいいような気もしますが。
第四の理由
2021年型のアグスタのモデルのデザインテイスト(三気筒のマイナーチェンジですが)が以前と少し変わったと感じる方がいるかと思います。
スーパーヴェローチェ ブルターレ1000 (RUSHは不明)は、新型F4をデザインした、エイドリアン・モートン氏によるものですが、どうもモートン氏がデザインディレクターから外れたようなのです。
新型三気筒モデルのマフラーエンドの形が、少しやりすぎでは?と思っていた私は、なるほど、と思いました。それとともに、モートン氏のデザインが私にとってはアグスタブランドの魅力だったので、今後のデザインテイストがどうなるのか、少し不安でもあります。
さて、マイナーながらも好きな人にはたまらない、MVアグスタの今後について予想してみました。F4のデザインが好きな方は、今のうちに中古車を検討することをオススメしますよ。ちなみに、中古F4は、初代タンブリーニモデルの750 1000 二代目モートンモデルの前期型 後期型 とありますが個人的にはモートン 後期型 をお勧めします。理由は、この記事の評判が結構よかったら、また執筆します!それでは、お読みいただきありがとうございました。
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