ただの無名一般人である私が、雑誌のインタビューを受けたお話
ある日、メールチェックをすると受信箱にnoteでDirectorをされてるMさんの名前があった。
月刊公募ガイド4月号の【書いて稼ぐ】という特集でnoteが取材を受けることになりました。その中で、noteで文章を書いて売上をあげている方のお話もうかがいたいということでして、ぜひ深爪さんにお願いできないかと思っております。編集部からいただいた企画書を添付いたしますので、ご覧いただきご検討いただければ幸いです。
雑誌のインタビュー。企画書。一介の主婦が雑誌のインタビューを受けるというインターネットが起こした奇跡。即座に「やりますやりますぜったいやりますいますぐやります」と返信しようとしたが、がっついてると思われるのは恥ずかしいので「あ、別に構いませんけど」と平静を装ったメールを3時間後くらいに送ってみた。
ほどなくして、公募ガイドのご担当であるKさんから日時と場所を指定するメールをいただいたのだが、その一番最後に書かれていた「暗くなる前に何枚か写真を撮らせていただければと思います」の一文を二度見。おそらくKさんは私についての下調べをしていなかったのだと思う。日々、フェラだ手マンだツイートしてるババアが顔出しするわけないだろう。
実際、Kさんは私のことを全く知らなかった。
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