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ムカつくけど、きっとそれは原動力になる

インドア派の深緑です。
小さい頃から運動オンチで逆上がりも出来なかったし、ドッチボールをすれば顔面でボールを受けるほどの運動神経の無さでした。

けれど14年くらい前には走ることにハマってフルマラソンに5回出場、そして5回とも完走して周囲をびっくりさせた、あの時の自分を何がそうさせたのか、と考えていて。

そして、気付きました。
あの時の走る事への原動力はTさんという職場の従業員に対するムカつきと、この野郎見とけよ的な
、負けへんで精神だったんじゃないかと。

自分の中だけのモチベーションだと走れなかった、走り切れなかった気がするのです。

くっそムカつくアイツをギャフンと言わせたい、その一心だったような。

今はもうTさんが辞めたので、精神的にも落ち着いてるし、そんなピリピリする事なく生活出来ている代わりに、ムカついてキーッとなり、負けへんでっ、と叫ぶことも無くなったわけです。

そしたら走れなくなって、ダイエットしなくちゃダメくらい太ってきた。

これは、もしかして、あの時の私は、嫌で嫌でたまらんかったTさんのおかげ?
えーーーっ、なんか嫌なんですけど。
でもたぶんそうだ。

よくライバルがいるからがんばれました、みたいな美談を聞くけれども。それはええ話やけど。
実際は本当にムカついて相手に勝ちたくてドロドロの気持ちがそうさせたのでは、と。

もう絶対に一緒には働きたくないけれども。私が走り切れたのはTさんのおかけでもある、って事か。ムカつくけど、そうなんやな。

ぁー、やっぱなんか腹立つけどなっ。







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