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ず~っと良い人間関係をつづけるためにできること💖【今日のカウンセリングルームから】

ほとんどの人間関係のトラブルは距離の近さで起こります。
適度な距離を保ってさえいれば、起こらなかったであろうトラブルもよくあります。

話は変わりますが、わたしは昔から視力が0.3くらい(0.7から下がって今は0.1くらい…🙄)。運転の時やものすごくしっかり内容を把握しないといけない映像やプロジェクターを見る以外は、ほとんど裸眼で過ごしています。
なので、自分の顔も他人の顔も、シミやしわやそばかすやほくろ…その他もろもろ細かいところは省略されていて、わりときれいに見えます😅✨
加齢とともに、これはとっても精神衛生上、ハッピーだなと思うようになってきました🥰あんまりイヤなところに気付かずに済んでしまうからです(自分の美容に関してはあまり良くないのかも…ですが🤨)

人間関係において、相手のイヤなところをすぐに見つけてしまう人って、
顔を引っ付けんばかりにして、相手の顔をみて、
「あ、こんなところにこんなものができている。あ、皮膚の表面もガサガサになっている。き~たな~い💦」と見つけないでよい醜い所や欠点をわざわざ探し出して、イヤがっているのと同じような気がするのです。

親しき中にも礼儀あり
君子の交わりは淡きこと水の如し(荘子)

といいますが、
適度な距離があって、相手がきれいに見える状態、良い人だと思える状態でお付き合いすれば、お互い良い関係でいられるのです。
結婚スピーチの定番で
「結婚前はいつまでもお互い見つめあっても飽きなかったでしょうが、結婚してからは片目をつぶってお互いを見るのが長続きの秘訣です。」などと言われる方も多いですね。

人間の脳には特徴があって、一度ストレスだと認識してしまうと、どんどんその回路が発達します。始めは
「あの人からこんな言い方をされた。イヤだった。」と感じたストレスが、「あの人に会うと思うと胃が痛む」になり、同じ会社にいると思うだけで朝起きられない。とどんどん拡大解釈されて深刻なストレス症状が起こります。
坊主憎けりゃ袈裟まで憎い
もあり得るのです。

良い関係を保ち続けて、周囲に好きな人ばかりいる
という人間関係を作り上げている人は、
自分にとっての「人を嫌いにならないパーソナルスペース」のとり方をよくわかっています。
一人でいる時間が好きで、あんまりズカズカ自分のことに立ち入ってほしくない人と
親友や仲良しグループでいつも共有の時間を持ちたい人
…とでは、その適切な距離の取り方が違うでしょう。
自分は、これくらいの距離だと、他の人が良い人に見える距離だけど、
あの人は、あんまり近くなりすぎるときっと自分のことを疎ましく思うかもしれないなあ、などと配慮してあげることも大切です✨

会社の上司や、PTA関係での人間関係の悩みには、
この人間関係の距離の取り方によるトラブルも多いのです。

自分の心地よい距離の取り方と相手は違うことを知って、
お互いが心地よくいられる適度な距離を見つけるのが、良い人間関係の基本ですね🥰

君子の交わりは淡きこと水の如し 
君子之交淡如水  《荘子》
【読み】くんしのまじわりはあわきことみずのごとし
【意味】君子の交わりは淡きこと水の如しとは、君子の交際は、水のように淡白であるが、その友情はいつまでも変わらないということ。
続いて「君子の交わりは、淡きこと水の若く、小人の交わりは甘きこと醴の若し。君子は淡くして以て親しみ、小人は甘くして以て絶つ…」
とあります

坊主憎けりゃ袈裟まで憎い
【読み】 ぼうずにくけりゃけさまでにくい
【意味】 その人(物)を憎むあまり、それに関わるすべてのものが憎くなることのたとえ。

最後までお読みいただきありがとうございました💗

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