シェアディナー2回目&ウエルシア×子ども食堂初参加
9月は前回後、シェアディナーとウエルシア×子ども食堂に参加することができた。シェアディナーは前回よりも少しだけ長くいることができた。
当たり前のことだが、いればいただけ気づきや経験できること、関われる人が増える。無理せず焦らず自分のペースで活動させてもらえていることに感謝しつつ、この時間を少しづつ増やしていけたら…と思う。
ウエルシア×子ども食堂には初めて足を運んだ。
ボランティア活動に積極的な企業が身近にあること
活動が長期に渡っている(一時的でない)こと
利益以外の付加価値を大事にしている企業があること
優しく住みやすい社会が実現しているのをまたひとつ見ることができた。
この日は私が行った時はもう既に準備設営が整った後だったので、お手伝いというよりほとんどの時間をその場にいる方達とお喋りして過ごした。
この日来ていた兄妹。伸びたり縮んだりする箱を折り紙で作っていてとても上手。お願いしたらお兄ちゃんが私にも折り方を教えてくれた。妹ちゃんの分も折りながら、一生懸命私に折り方を教えてくれる心優しいお兄ちゃん。
何だかこの子幸せそうだな…
この子のお母さんはいったいどんな方なんだろう…
お会いしてみたいなぁ…
しばらく3人で折り紙に集中し、ふと気配を感じて見上げると一人の女性が立っていた。特になんの声掛けもなかったので、すぐにはその方がこの子達のお母さんだとは気づかなかった。もしかしたらお母さんはお兄ちゃんの集中を切らさないように声をかけなかったのかもしれない。
折り紙が完成するとお兄ちゃんはいろんなことを話し始めた。
折り紙の事。学校の事。お勉強で頑張った事。もうすぐ家族でおでかけすること…。話を聞きながらうなずくお母さん。それはとても心地よくて優しい、親子の会話だった。
お母さんは大げさに褒めることも、次回の頑張りを促すことも、良し悪しジャッジすることもなくただただお兄ちゃんの話を聞いていた。
子どもとの向き合い方は人それぞれであるし、決してこのお母さんの話の聞き方がいいなと思った…いう話しではない。このお兄ちゃんにはこのお母さんの関わり方がピッタリあっているんだろうなと、だからこの子はこんなふうに自分らしさが育っているんだろうな…と思ったのだ。
お母さんに「素敵な子育てしてますね」と声をかけると
「いいえ、ただこの子がやりたいことをやらせてあげてるだけなんです」というお返事が返ってきた。
私は心がほっこり温まるのを感じた。こういう気持ちを味わったり幸せそうな子ども達の笑顔をたくさん見たくて、今、私は動いているんだ…と改めて気づかせて頂いた時間だった。
感謝。
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