見出し画像

【日記】240606 なんかなあ

今日は予定通りに起きられた。同居人の南くんに起こしてと言われていたのでるんるんでリビングに出るともう起きている南くんを見つける。なんならちょっと冷静な彼を見てるんるんだった自分が恥ずかしくなる。なんで日勤の僕よりも早く起きてるんだ。「南くんに起こしてと言われていたのでリビングに出ると南くんを見つける」ってどういう文章だ。一つの文章に出てきていい南くんの量じゃない。同居しているからと言っても登場しすぎだ。
「なんで起きてんの」と聞くと「なんか起きれた」と返される。どっちも変だ。別に起きててもいい。理由を問うほどじゃない。「なんか起きれた」にしたって、そんなことは見たらわかる。「なんか」の部分を聞いている。返すにしたって、「それ理由を問うほどのことか?」でいい。間違いなく嫌なやつではあるが。朝から言われたくはない。

それにしたって時間に余裕はある。ゆっくりと一杯のお茶を飲み、Googleマップに指示された通りの中央線に乗り込む。
一つまた一つと駅をすぎる。バイト先の最寄りについて初めて時間を確認する。遅刻している。

遅刻している。

「なんでやねん」と言った。まあまあの声量で。流石になんでやねんだった。
後から聞いたが、中央線のサイレント遅延はあるあるらしい。いくらなんでも事なかれがすぎる。

社員さんに「なんで遅刻したの」と聞かれたので「なんか遅れました」と返した。この時にはもう南くんとの会話なんて忘れていた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?