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葉加瀬太郎 オーケストラコンサート2022で魅了する音楽の世界


スタッフのパスです。今年はクールなデザイン


去る、2022年5月8日に全国15公演で行われた葉加瀬太郎さんのオーケストラコンサート2022 〜The Symphonic Sessions〜の千秋楽が東京国際フォーラムにて行われました。

葉加瀬さんのヴァイオリンを中心にして編成されたオーケストラは、チェロやピアノのみならず、エレクトロニックサウンドやドラム、ギターも積極的に取り入れ、音のみならず照明効果や編成での視覚効果を駆使し、往年のクラシックナンバーを見事に近代的に昇華させておられました。

写真は大阪フェスティバルホールのエントランス

コンサートでの最初に、葉加瀬さんの代表曲とも言われる「情熱大陸」やNHK連ドラの主題曲「ひまわり」が演奏され、観客の心を一気に掴むと、軽快な葉加瀬さんのMCが始まります。

そして、ドヴォルジャークの「新世界」やヴァイオリン奏者にとって重要視されるといわれる「リベラルタンゴ」、オードリーヘプバーンの「ティファニーで朝食」をなど往年のクラシックナンバーが披露されると、観客はステージ上から溢れる音の数々に身を委ね、何とも言えない幸福感に包まれてしまいます。

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オーケストラコンサートやクラシックコンサートなど、どこか敷居が高いものと思われる方もいらっしゃるかもしれません。

事実、若い頃の僕もそうでした。

しかし、『音楽』というものは『音』を『楽しむ』ものであり、それは気軽に純粋な気持ちで楽しむべきものであり、今回の葉加瀬さんのオーケストラコンサートを見終わった後では、「楽しかった!」という想いが身体中を満たしておりました。

今回の様なオーケストラ編成でのコンサートは、葉加瀬さんが長年の間を構想していたものでした。

昨年の2021年にも最初のオーケストラでの試みが行われましたが、突如として世界中に蔓延したウィルスの感染対策として、公演が延期、キャンセルとなりました。

三密を避けての練習やリハーサルは、オーケストラ編成という形態に大きな足枷となったのは言うまでもありません。

本当にたくさんの苦労や打開策を模索しながら、今回のこのオーケストラコンサートを大成功させたアーティストや関係者の皆様には、本当に尊敬の念を感じるばかりです。

公演のMCで、葉加瀬さん自身が語っていた事が印象的でした。

葉加瀬さんが子供の頃に、大阪フェスティバルホールに訪れた際にオーケストラ編成で行われたバーンスタインの名曲の数々。

少年の頃にその音に圧倒され、いつか自分もこのバーンスタインの様なコンサートがしたいという想いを抱き続け、2022年の今、最高の形でこのオーケストラコンサートを実現させました。

長い年月をかけて、情熱を抱き続けながら想いを形にする力。
その中で、ご当人にしかわからない葛藤や苦労もあった事と思います。

葉加瀬さんのシグネチャー楽器

葉加瀬さんは、現在も意欲的に沢山のプロジェクトを行っています。
今年の夏、7月末より長野県の八ヶ岳で行われる「葉加瀬太郎サマーリゾート•ミュージックウィーク」も、現在チケットが一般販売となっております。

オーケストラコンサートとまた違った、室内楽での生音で届けられる濃密な音の世界が楽しめる内容となっております。

また、暑い夏がくるのが今から楽しみで仕方ありません。

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