FF14を始めた人に向けての用語集:その1

ゲーム内でプレイヤーやシステムによって使われている、日常生活ではあまり見ない単語についての解説です。
第1回は、メインコンテンツとなる「戦闘」でよく使われる基本的な用語について。
※別にこの用語を覚えないとプレイできないという訳では全然ありません。あくまで「知っとくといろいろスムーズ」という程度です。ゲームをとりあえずプレイして、その最中で知らない単語が出てきたらここを見てみる……みたいな使い方をしてくれたらいいな。


○PC(ぴーしー)

プレイヤーキャラ。「それを操作する人」がいるオブジェクト(ゲーム中にある物体)のこと。
パソコンのことではない。でも会話内容によってはパソコンのことの時もある。見極めよう。


○NPC(えぬぴーしー)

ノンプレイヤーキャラ。
「それを操作する人」がいないオブジェクトのうち、キャラクターや敵モンスターなどのこと。
でも敵モンスターは「モンスター」「モンス」「エネミー」「敵」などと呼ばれるので、特にキャラクターのことを指すことが多い。


○ID(あいでぃー)

「インスタンスダンジョン」の略。
インスタンスエリア(臨時に生成される、特定目的のための専用エリア)にあるダンジョンのこと。
FF14のダンジョンはほぼすべてインスタンスエリアとして存在しているので、「要するにダンジョンのこと」と覚えておけばよいぞ。


○レイド(れいど)

規模の大きな戦闘系コンテンツ。
FF14においては「8人以上で挑むコンテンツ」の大半がこれにあたる。
ただしコンテンツとしてはゲーム後半から出てくるものなので最初のうちは別に覚えておかなくてもOK。


○PT(ぴーてぃー/ぱーてぃー)

パーティーのこと。
FF14ではPTを組める人数は最小で2人、最大で8人。
8人が最大単位なので、4人の時に「LIGHT PARTY」、8人の時に「FULL PARTY」という。
フィールドなどで組むパーティーの場合、人数や構成は自由で様々ですが、IDやレイドとなると話は別。
基本的に「決まった人数/ロール構成」で攻略が行われる。
(4人の時はタンク1/ヒーラー1/DPS2、8人の場合はタンク2/ヒーラー2/DPS4)
最初のうちはライトパーティーでダンジョンなどを攻略していくことになるが、レベル50を超えた辺りから徐々にフルパーティーのコンテンツが増えていく。


○ロール(ろーる)

PTプレイ時における「役割」。
タンク/ヒーラー/DPSの三種がある。
FF14では基本的に、この3ロールが相互協力してひとつの生き物のように動き敵と戦っていく。
タンクが敵を引きつけて攻撃を一手に引き受け、ヒーラーが仲間を回復し、DPSが敵を倒す、という感じ。
このロールは、自分の「クラス」もしくは「ジョブ」によって決まってくる。


○クラス/ジョブ(くらす/じょぶ)

職業のこと。
FF14は装備した武器によって「クラス」が変わる。
剣&盾を装備すると「剣術士」、槍を装備すると「槍術士」、呪具(攻撃魔法用の杖)を装備すると「呪術士」、といった具合。
そしてクラスのレベルを上げることで、FFシリーズでお馴染みの「ジョブ」に成長できる。
剣術士の発展系がナイト、槍術士の発展系が竜騎士、呪術士の発展系が黒魔道士……など。
つまり「戦闘系クラスをある程度育ててジョブになる」という感じ。
(一部、下地クラスのないジョブもある)


○ギャザラー/クラフター(ぎゃざらー/くらふたー)

非戦闘系の「クラス」。レベルを上げてもジョブはない。武器の代わりに釣竿や鍛冶ハンマーなどを装備するとなれる。
ギャザラーは採取産業、クラフターは生産産業に携われる。
最初のうちはそんなに気にしてなくてOK。おいおい興味が出てきたらやるとよいぞ。


○タンク(たんく)

ロールのひとつ。「盾」「盾役」ともいう。
防御力と体力がすごい。攻撃力がまあまあ。ヒール力があんまりない。
つまり「先陣に立って敵に飛び込んでいき、敵の攻撃を一手に引き受けつつ耐える」という役割を担う。

・剣術士(成長すると「ナイト」)
・斧術士(成長すると「戦士」)
・暗黒騎士(下地クラスなし)

の3種。


○ヒーラー(ひーらー)

ロールのひとつ。「ヒラ」「回復役」などとも。
ヒール力がすごい。攻撃力は局所的になくはない。防御が紙なので殴られると死ぬ。
つまり「仲間を回復する」という役割を担う。

・幻術士(成長すると「白魔道士」)
・学者(前段階の巴術士はDPSクラスだがジョブになる時にヒーラーの学者を選べる)
・占星術師

の3種。


○DPS(でぃーぴーえす)

ロールのひとつ。
『Damage Per Sec(秒間ダメージ量)』の略で、転じてアタッカーのこと。
「アタッカー」「DD(ダメージディーラー)」とも。
攻撃力がすごい。防御力はヒーラーよりはあるけど殴られるとすぐ死ぬ。ヒール力はほとんどない。
つまり「タンクが耐えている間、可能な限り迅速に敵を倒す役目」。ちなみにこの「可能な限り迅速に」というのがけっこう重要だったりする。

・槍術士(成長すると「竜騎士」)
・格闘士(成長すると「モンク」)
・侍(下地クラスなし)
・双剣士(成長すると「忍者」)
・弓術士(成長すると「吟遊詩人」)
・機工士(下地クラスなし)
・呪術師(成長すると「黒魔道士」)
・巴術士(ジョブに昇格する際にヒーラールートとして学者があるが、そのままDPSとして成長させると「召喚士」)
・赤魔道士(下地クラスなし)

の9種。

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