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給油ノズルの仕組み!

こんにちは四国のガソリンスタンド@藤田商店観音寺サウス大西です。
寒さも和らぎ暖かくなり、花粉症の方はつらい時期になりましたね。

今回は計量機の仕組みについて少し紹介します。
セルフのガソリンスタンドを利用し給油の際、ガソリンが吹き出したという経験や、カチカチと直ぐに止まり給油できないという経験はないですか?

ピタッと止まるセルフスタンドの給油、その仕組みとは? トドメの「ちょい足し」は危険?

 セルフのガソリンスタンドで給油すると、ある程度入ったところでノズルからの給油が自動で止まります。そのあとでノズルのレバーを少しだけ引き、少量を継ぎ足す人もいるかもしれません。

ノズル1


 そもそも、この給油ノズルはどのような仕組みで止まるのでしょうか。

 ノズル内部にセンサーがあり、オートストップ機能が働きます。給油中は、ノズルの先端にある検知口から、ノズル内に空気が流れている状態を維持します。満タンに達すると、油面が検知口を塞いで空気が流れなくなり、センサーが真空状態になります。これによりセンサーは満タンを検知し、給油を自動停止します。

継ぎ足し給油はしてもよい?
――自動停止後の継ぎ足し給油は、してもよいのでしょうか?

 いえ。継ぎ足し給油を行わないよう、業界で自主的に規制しています。継ぎ足し給油をすると、検知口はすでに塞がれているものの、油の流量が少ないため空気が流れず、センサーが真空になりません。そのため給油が続いてしまい、結果として油が吹きこぼれ、さらには引火する危険性があります。

 タツノによると、このオートストップ機能はセルフスタンドが登場した当初から必ずついており、どのようなクルマでも働くといいます。

 しかし、給油口へノズルを浅く差し込んでいたり、レバーを少ししか引かずに少ない量流で給油すると、オートストップ機能が効かず、吹きこぼれの恐れがあるとのこと。ノズルは「先端が当たるところまで」差し込み、レバーは「確実に引けるところまで」引くのがポイントだそうです。

 ちなみに、タツノによると、車種によってタンクの形状がちがうため、満タン状態から口までの容量も異なるとのこと。自動停止してからさらに口いっぱいまで継ぎ足し給油した場合、どれくらいの量が入るかは一概にはいえないようです。
【画像】給油が自動停止する仕組み

ノズル2

給油ノズルに小さな検知口がある。ここが油でふさがり空気の流れが遮断され、センサーが真空状態になると、給油を自動停止する仕組みになっています。
なお、セルフスタンドの給油ノズルは法律によって一目で油種がわかるよう色分けされています。
・レギュラー:赤
・ハイオク :黄
・軽油   :緑
ですから、指定の油種ノズルを選び、給油後に発行されるレシートを確認したうえで、走行を始めることを習慣付けるとより一層安心です。

藤田商店のガソリンスタンド全10店舗では給油パネル、給油ノズルを定期的にアルコール消毒しております。
またスタッフのマスク着用など万全のコロナ対策をして営業しておりますので、安心してご来店ください。


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