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快適住宅設備機器《システムバス編》浴槽の材質

香川のリフォーム&住設なら色々相談下さい。あなたの街のフジタ機器㈱です!
「住設&リフォーム」コーナー担当“Fちゃん”です。
今年も12月になり、残す所あと20日余りとなりましたね。
賑やかだった赤や黄色の木々もすっかり葉を落として寂し気になりました。
風の吹き溜まりに集まった落ち葉を見ると、落ち葉を沢山集めて焼き芋を焼いて食べた昔を思い出します。「美味しかったな~ぁ!」
この時期、例年だとあっちこっちから忘年会のお声がかかるのですが、今年はほとんどが自粛の様で手帳のスケジュールは余白だらけです。
せめて自宅忘年会で気晴らしでもしましょうかね。

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それではシステムバスの2回めですが今回は浴槽の材質を見てみたいと思います。

【浴槽の材質】
システムバスの浴槽にはFRP製、人工大理石製、ホーロー製などが有りますが、単体浴槽にはステンレス製や木製も制作されている様です。

FRP浴槽
FRPとは繊維強化プラスチックのことで、浴槽に使われるFRPは樹脂素材にガラス繊維を混ぜたものを使用しています。
最大のメリットは比較的安価にお好みの浴槽が選択できること。
浴槽は毎日何年も使用するものですのでどうしても劣化をしますが、劣化しても浴室塗装などで補修ができると言われています。
デメリットは汚れが目立ちやすいということでしょうか。
人工大理石やホーローと比べると、汚れが付着しやすく、なおかつ塗装がされていますので、時間とともにどうしても色あせてしまいます。
ただし、このデメリットはコーティングを行うことで、ある程度は回避できるそうです。

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人工大理石浴槽
人工大理石は、キッチンの時にも述べましたが、正確には人工的に作られた大理石風の素材です。
大理石の粉や成分が含まれているわけではありません。
人工大理石の主成分はアクリル樹脂やポリエステル樹脂で、キッチンシンクや天板、洗面台のボールなどにも広く利用されています。
人工大理石の大きな特徴は、
①加工性、着色性に優れている
②耐水性や耐汚性に優れている
加工性が良いため、どんな形状の浴槽も型があれば簡単に作ることが可能です。
さらに着色性の良さから、多彩な色展開が可能で豊富になラインナップが展開できます。
価格帯もハイグレード品や普及品まで幅広く用意できるのも人工大理石の特徴です。
高価格帯の浴槽には人工大理石がアクリル樹脂製のものが多い様です。
お手入れのしやすさも人工大理石の特徴のひとつです。
表面がとても滑らかですので、汚れが付着しにくいというメリットがあります。
天然大理石のような質感で温かみも感じられます。
ただし、天然大理石よりも柔らかいので傷つきやすいという欠点もあります。

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ホーロー浴槽
タカラスタンダードさんなどで採用されているのがホーロー浴槽です。
ホーローは金属の表面にガラス質のうわぐすりを焼き付けたもので、保温性の高さが最大の特徴です。
しかもガラス質でコーティングしているような状態ですので、カビが発生しにくく、汚れの付着もほとんどありません。
見た目の美しさもホーローのメリットのひとつです。
ただし、経年劣化でガラス質が剥がれてしまうと、そこからサビが発生します。
サビが発生したら専門業者さんに依頼すれば補修も出来る用です。
それからホーロー浴槽は値段も高い様ですが、他の材質と比べて重量があるため設置工事費も高くなると思われます。

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長年使用しますのでお好みの色合いとか質感をメーカーさんのショールームで十分確認してから選ぶのが最適でしょう。

突然ですが【小話コーナー】
◆開き直り
蟹:「お猿さん、勝手に私の柿を取らないで下さい」
猿:「なにー!元々は俺様がやった種だ、モンキーを言うな」

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