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激流ピヨターすくい #メイキング #バーチャキャスト #VCI

「激流ピヨターすくい」はVirtual Castで使用できる背景VCIです。舟のオールを操作してピヨターを集めるゲームです。

VirtualcastはVR機器で遊ぶことが出来るバーチャル空間サービスです。
VCIとはVirtualcastで使用できるアイテム全般の名称です。

発想の元

こちらのVCIで遊んだ際にクルージングだけが出来るVCIも面白そうと思ったのが始まりです。

遊んでいる様子

試作機

ボートの形の装着VCIを作りました。動いても暴れないようにスクリプトでゆっくり追従する制御になっています。

装着VCIはアバターの体にくっつけることが出来るVCIです。

試作機の問題点

Virtual Castにはバーチャル空間の中に居る人外側から見ている視聴者がいるのですが、試作機の場合だとカメラで追っているうちに視聴者の方が酔ってしまうので没になりました。

解決策として、発想の元となったVCIと同じく舟自体は動かず世界が動くようにしました。

ピヨターについて

ピヨターはVirtual Castにアバター追加が可能になったときに作ったキャラクターです。

Virtual Castの前身だったアプリがあるのですが、その際に男性でも使いやすいアバターが欲しいという話がありクマターというキャラクターを作りました。

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当時は2次元を3次元にするソフト (むずかしい)という自作ソフトでモデルを作成したため、造形の割に頂点数が多すぎました。また規約が面倒だったせいか採用はされませんでした。

画像2

上記のソフトは改良してLove2D3DというBlenderアドオンになりました。

クマターはその後リメイクして自分の動画で出すようにしました。愛着があるせいかアバターとしての使用は見送っています。

ピヨターに話を戻すと、当時のVirtual Castは第三者利用可能モデルと後に呼称されるようになる作者以外が使ってもいいモデルが求められていました。そのためクマターのリベンジの気持ちも多少あり作成したキャラです。

人間だと性別の壁があるため動物 + VR初心者 (ひよっこ) = ピヨターです。ヒナターになる可能性もありましたが、ヒナタさんという名前の方がいた場合ややこしくなる場合があるのでピヨターになりました。

色々あってピヨターは一世を風靡しました。ちなみに口が動かないのは、生々しくなって怖く見えそうだったからです。

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