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みんなで作る漫才の教科書

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「みんなで作る漫才の教科書」とは,テーマ別に分類した「漫才論」にみなさんから「質問」「意見」「反論」などをいただいて,それに答えるという形式で教科書を作っていこうというプロジェク…
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#ボケとツッコミ

漫才の教科書| ⁴ボケとツッコミ

今回のテーマ【ボケとツッコミ】このテーマに関するご質問や,以下の「漫才論」の内容に対する「質問」「意見」「反論」などを,下記のいずれかの方法でお寄せください 回答は,この記事の有料エリアに記載します。ご質問などは何度でもお寄せいただけます。誹謗中傷以外の「反論」も大歓迎です。「漫才の教科書」作りに,ご協力よろしくお願いいたします ¹「ボケ」と「ツッコミ」の違い ²「ボケとツッコミ」はなぜ分けるのか ³「ボケとツッコミを分けない」という選択肢 漫才の教科書| 目次¹

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漫才論| ⁹⁶「ボケ」と「ツッコミ」って同じものなの❓

「『ボケ』と『「ツッコミ』というのは"正反対"の性質のもの」と思っている方もおられるかもしれませんが,必ずしもそうではありません。フットボールアワーの後藤輝基さんも,「ツッコミ論」や「ツッコミの進化」についてのインタビューの中でこのように語っています そこで今回は,「ボケのフレーズがどのようにツッコミにもなり得るか」について,2005年のM-1グランプリで披露されたチュートリアルの「バーベキュー」というネタのカバー漫才台本の中から,銀シャリバージョン,笑い飯バージョン,おぼ

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漫才論| ¹²⁴「ボケの時代」「ツッコミの時代」って何❓-お笑い第1世代から第7世代にかけての「漫才スタイル」の分類-

「ボケの時代」や「ツッコミの時代」というのは,「ボケで笑いが起こるのか,ツッコミで笑いが起こるのか」という話だと思います。「ボケとツッコミ」のセットで笑いが起こるのは普通の漫才ですが,それ以外にどんなパターンがあるのか分類することによって,「ボケの時代」や「ツッコミの時代」があったのかを検証してみました。分類は以下の5パターンです 一般的に言われている「お笑い第1世代からお笑い第7世代」のくくりにできるだけ合わせて分類していますが,結成年や活動時期に合わせて多少調整していま

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漫才論| ¹⁵⁴ダウンタウンの影響で生まれた「ボケとツッコミは分けるべき」という固定観念はついに終わりを迎えるのか❓

ダウンタウンは別に「ボケとツッコミは分けるべき」と主張したわけではありませんし,ダウンタウンの場合はたまたま「ボケ気質とツッコミ気質のコンビだった」だけですが,彼らの漫才がその後の漫才師に尋常ではないほど大きな影響を与えた結果,「ボケとツッコミを分けるのはあたりまえ」になりました ダウンタウンによってもたらされた数えきれないほどの「良い影響」もありますが,同時に「悪い影響」というものもあり,「ボケとツッコミは分けるべき」という固定観念があったからこそつぶれていったコンビもい

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漫才論| ¹²⁸ダウンタウンから始まりM-1によって確立された漫才における"多様性"の時代

この記事は,「お笑い第1世代から第7世代にかけての『漫才スタイル』の分類」の解説的な内容ですので,まずはこちらの記事をご覧ください ダウタウンがやっていたのは "誰でもできそう"な漫才お笑い第1世代と第2世代の漫才をみて,「自分にもできそう」と思う人はそこまで多くないと思います。実際それは,「プロにしかできないもの」「才能のあるかぎられた人にしかできないもの」であり,「芸」としてのクリオティは相当高いです ところが今では,漫才は「やろうと思えば誰でもできるもの」になりまし

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漫才論| ⁷⁵ハマカーンから学ぶ 「自分たちに合った"漫才スタイル"を確立する方法」

ハマカーンといえば今や,神田さんがボケで浜谷さんがツッコミ(のような状態)のコンビですが,元々は浜谷さんがボケで神田さんがツッコミ,ボケとツッコミが完全に分かれているオーソドックスなスタイルの漫才をしていました 「だんだんと漫才スタイルが変化する」というのはよくあることですが,ハマカーンの変化の仕方はとても興味深く,その変遷と最終的にどこに辿り着いたのかを知ることは,漫才スタイルで迷っているコンビにとってかなり参考になると思います

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漫才論| ⁹²「ツッコミがない漫才」ってどうなの❓

漫才といえば「ボケとツッコミ」というスタイルが基本ですが,「明確なツッコミがない漫才」も存在しています。最初から「ツッコミがない漫才がしたい」と思う人はあまりいないような気もしますが,今回は,「ツッコミがない漫才」のメリットとデメリットについて書いてみたいと思います

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