映画『仁義』

ぼくはまどろみのなかでフランス映画の『仁義』を観てこの手記をかいている。フランス映画なのでフランス語で登場人物たちはやりとりしている。

主演のアラン・ドロンの演技がさりげなく格好いい。1970年のフランス映画だが、少しも古さを感じさせない。140分の映画なので、とにかく長い。そして淡々と物語が展開していく。

ぼくはこの映画をリアルタイムで観たかった。主人公はトレンチコートがとてもよく似合っている。ぼくもトレンチコートが似合う男になりたいものだ。

フィルム・ノワールというジャンルにカテゴライズされているが、フランスで悪い奴だけど憎めない人々が詩のように演じている映画、という表現が妥当だと思う。

ゴッド・ファーザーに限りなく近いようでなにかが違う。この映画は是非2回観たい。主人公がビリヤードをするシーンが隠喩(メタファー)になっている。

やはり、ぼくは70年代の映画が好きなようだ。車はクラシックカーがこの映画で好きになった。ぼくはどうやら影響を受けやすい体質のようだ。

音楽もかなり凝っている。主人公はどうやら札付きのワルのようだ。警察が血眼になって探している。主人公はCaféに入ると飯を食べ、お酒を少々飲んだりエスプレッソを飲んだりしている。

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