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テレキャスターとストラトキャスター

フェンダーの2枚看板
70年以上たっても変わらない。永遠の二枚看板
 その間、弾かれ方も随分変わって時期ごとに様々なマイナーチェンジを繰り返してきた。それでも新しい楽器に不動の地位を築いてきた。大したことだと思う
 ぼくは子供の頃からストラトタイプに馴染んできたのでテレキャスターを初めて触ったのが数年前だが、その割り切りの良い男らしい音には驚いた。ストラトとは全く違うのだよ。聴いてはいたのでわかってんだけど、自分で弾いた時の驚きは頭で理解していることとはまた違う
 子供の頃はグレコのストラトとバーニーのレスポール、ヤマハのセミアコだったんだけどレスポールとセミアコは重くってねぇ・・・こりゃ自由に動けんわいいということで、もっぱらストラトを使っていた。アンプはグヤトーンの真空管だった。こいつを鳴らすとどうもハムバッキングピックアップはだるいんだよ。反応が悪い。それもレスポールやセミアコを使わない理由だった。エフェクトかけるとわかんないくらいだけどね。なんかダルい
 で、肝心のストラトとテレの違いなんだけどね。一本だけ持つということなら、ストラト一択だと思う。音色の幅が違うんだよ。マイクが三つなので5通りの音を切り替えられる。改造すれば10通りくらいに増やすことができる。マイクが3つあることの特権なんだ。二つのものには真似できない
 じゃ、テレはどうなのかというとこれはこれでとても魅力的なんだ。音色の違いにメリハリがある。ネックのトーンは甘く優しい
ブリッジの研ぎ澄まされた高音
ハリと輪郭のあるミックス
この3つで充分。ライブならシンプルなこれの方が使いやすいかもと思ってしまうくらいなんだ
なので、2本とも持ちたちのだが、汎用性を考えるとストラトの方が良いだろうと思う

こいつらは全部自作もの

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