「幸福」を塗りつぶす「不安」について
日々の幸福というのは、いともたやすく「不安」に塗りつぶされてしまう。
本来、暖かい場所で過不足なく睡眠をとり、それなりの味のそれなりの栄養の食事を摂れていれば、人は「一応幸福」なはずである。
日々の生活の中で、アクシデントもしくは恒久的に他者から受けるあらゆるハラスメント、持続型の肉体的苦痛、それらが無い状況で先に述べた「一応幸福」な状況にあるにも関わらず、「幸福感」を感じられない事が往々にしてある。
というか、たいていの人は「一応幸福」な状況で寝る前に「今日もそれなりに