【長オリの記事】モバエムの19歳共演イベで優勝したい

☆☆☆本記事はオンラインイベント「Passionate MOBiLE HOME!!」展示作です☆☆☆

導入

「SideMの19歳組はいいぞ」
ひとことで言うのは容易いけれど、たまには少しくらい詳らかに良さを語りたい。サイスタ新規Pちゃんなどにも、よかったらモバエムにおける19歳組の軌跡に触れてみてほしい。
そんなこんなで語り記事を引っ提げて長オリに参加させていただいております。
※BのL的な思想は排したつもりですが、何か滲んでいたら本当にすみません。本当にすみません。

この記事を書くにあたって、こちらの有志wikiに非常にお世話になっております。ありがとうございます。
アイドルマスターSideM Wiki
https://wikiwiki.jp/sidem/

プロフの復習

まずはゲーム内や公式サイトでわかることから。

19歳組のプロフィールを軽くまとめた表
プロフ眺めるだけで楽しい

まず身長がわりと近い。しかしまあ想楽くんはユニット外でもでかい人に挟まれがち(オフショとかも)。
彩の次男、F-LAGSの長男、レジェの末っ子という並び。特にF-LAGSとレジェの楽曲の方向性の違いを思うと無限にニヤニヤできる。同じ19歳でもこんなに変わるのかと。

九郎くんは茶道家の生まれで、想楽くんは川柳が好き。
想楽くんは国文学専攻の大学生で、一希は元小説家。
イベ共演が来る前から、何かとつながりになりそうな要素は多くのPが感じとっていたように思う。
一方で九郎くんと一希ではしいたけへの反応が真逆になるのも面白い(スタで言及があったかよく覚えていないけど、九郎くんはしいたけが苦手なのである)。

その他の個々人のパーソナリティに関する話はだいたい省略。以下、各イベントごとに簡素な説明と簡素な感想を連ねていく。誰の参加イベかは、開催日程の横を見て判断してほしい。
🍵:清澄九郎
📕:九十九一希
🖌:北村想楽

Dream Ship Party Live

(2016/9/23 ~ 9/30) 🍵📕

通称DSPL。記念すべきはじめての19歳共演イベ。ゲーム内でF-LAGSのボイスが実装されたメモリアルなイベでもある。
初共演とはなったものの、仕事現場となった豪華客船で九郎くんが酔ってダウンしたこともあってか絡みは特にない。とはいえ、このときのできごとは後にちゃんと回収されることになる。
ちなみにこのイベントの直後に来たのが、レジェの初イベである「Checkmate! ~盤上の支配者~」だったりする。

Xmas Live 2017 -Side:Prelude-

(2017/12/8 ~ 12/5) 🍵🖌

初めての選抜イベ共演にして初めての両面(←上位SRとガシャSRを張ること)。
このイベの良さを語るにあたって、まず「風雅演舞祭(2015/7/8 ~ 7/15)」は避けて通れない。

ダンスがうまくいかず弱気になる九郎くんを、翔真さんが叱咤激励する名シーン。
ここからリアル時空で約2年半が経って、Xmas Live 2017 -Side:Prelude-で交わされたやり取りがこちら。

教えが継承されるという一点がまずシンプルにグッとくる。それに、「熱血なのはキャラじゃない」と(サイメモで)言っているような想楽くんが腹をくくることの熱さ。そもそも想楽くんが露骨に弱音を吐くシーンじたい珍しい部分もあるし。ユニット内ではアラサーに挟まれている想楽くんが同年代とガッツリ交流を持つ機会のひとつが、この「Xmas Live 2017 -Side:Prelude-」だったわけである。

Write for someone ~追憶の空~

(2018/5/15 ~ 5/24) 🍵📕🖌

ついに3人勢揃いをやりやがった。今でもフルボイス化などを望む声をわりと聞く気がする。モバエムがなくなっちまった以上、PRSには是非新しい定番イベントになってほしい。でもプロミも見たい(強欲のオタク)
~閑話休題~
役柄は、九郎くんがエリート検閲官のチャック・ロウ。想楽くんがポンコツ魔導師の赤星光正。そして一希が、謎の"代筆屋"サム。
クローズアップされたのはやはりSR両名。ロンドンでの撮影が始まるより前のこと、想楽くんと一希が交わしたやりとりがこれ。

「自分らしくのびのびと」を是とする想楽くんらしい指摘なのだが。

一希を傷つけたのではないかと不安にかられる想楽くん。その後、プロデューサー相手に過去の苦い思い出を吐露してくれる。

そんな経験が……

落ち込む想楽くんに、何かを知っている様子のプロデューサーは「大丈夫だから直接話してこい」的なことを伝える。そして。

😭

一希にはむしろ感謝されていたと知ることになる……という次第。
先ほど想楽くんが普段アラサーに挟まれていると言ったけれど、逆に一希はミドルティーンに挟まれているわけで、こちらもまた同年代との絡みは越境でないと発生しない環境である。
一希自身の行動の指針が強化されるのと同時に、想楽くんも「思ったことを率直に言うこと」のデメリット面に囚われていたところから少し自由になれた機会だったように思う。

ところで今更ながら「九郎先生」「一希先生」呼び"""良"""すぎんか???

ホワイトデーデート2019

(2019/3/8 ~ 3/16) 🍵📕

せっかくなのでイベ名は半角カタカナのままで。
収録とグラビア撮影に向けて一同が頑張っていたある日、ひょんなことから九郎くんが恭二に家の事情を話す状況に。

一部省略。百々人はどう思う?(やめろ)

家族から出来損ないの烙印を押されていた恭二がこう考えるのはもっともである。

メンタル強澄

しかし九郎くんは、祖父との関係もいずれは修復できるという強い信念を見せる。
ここで茶碗の金継ぎに言及しているのは、おそらくサイメモで語られた幼少期のエピソード(父の茶碗を割ってしまったが、その茶碗が金継ぎで修復される過程に感銘を受けた)というのが元かと。
そして。

家族との関係の修復、という内容に何か思うところがある様子の一希であった。
「傍白のFamille ~繋がれた希望~」をはじめとして、一希と父の変質してしまった親子関係が変容していく様子というのは一大トピックである。この場ではこれ以上直接的にやり取りが交わされたわけではないが、この一件が一希にとって何かしらの自信とかそういうものに結びついていたならPは嬉しい。

5th Anniversary Live ~絆の在り方~

(2019/7/22 ~ 7/31) 📕🖌

この記事を書いていて気づいたのだけど、19歳共演イベというのはそのほとんどに九郎くんが関与している。というか、想楽くんと一希だけで共演したのは、モバエムイベではここだけっぽい。マジか。(ちなみにエムステでは「壮麗なる音の煌めき」とかがある)

そんな貴重な機会ながら、イベストでのふたりの絡みは特にない。ないのだが、一希のマイデスク台詞にこんなものがある。

…想楽さんと雑貨屋巡りをした。つい色々買いすぎてしまったよ。

【5th Anniversary】九十九 一希

仲が良いようで何よりである。

ランページ

(2020/8/22 ~ 8/31) 🍵🖌

九郎&想楽両面ふたたび。三部作の劇中劇の二作目。
イベストではすっかり友人と呼んで差し支えないような親しげなやり取りが続く。

これにはライサムのオタクもニッコリ

役柄の上でもふたりは親友なのだが、いろいろあって功を焦っていたジーン(演:想楽くん)が黒幕に踊らされたことが引き金になって、なんだかんだふたりが大乱闘を繰り広げるシーンもあったりする。ナイス。

Xmas Live 2020 -Side:Shiny Airship-

(2020/12/16 ~ 12/23) 🍵📕🖌

こんなことある???

3人勢揃い選抜がもう一回来るのはさすがに予想外だった。
モバエムは基本2ユニット共演がメインなので……(ハイジョ、カフェパレは1ユニットのこともあり)
こんなメンツなので、イベスト内でも立て続けに思い出ボムが炸裂していた。

Xmas Live 2017 -Side:Prelude-で得たものはずっと流れ続けているのである。

事務所総出のクリスマスパーティーでの余興にまつわる話。このあと、同行していたプロデューサーたちは別行動になり、三人が固められるかっこうに。

言われたことは覚えてて言ったことは覚えてないの、よくある
一希の成長に乾杯

想楽くんにとって九郎くんと一希が得がたい存在になってくれていたらPは本当に心から嬉しい。
それにしても、19歳の関係性ってのは想楽くん中心に進展することが多いなー、これもまたセンターの器なのかとかちょっと思っていたら。

サマー・グッバイ ~海と約束の宝石~【オフショット!】

(2021/8/7 ~ 8/15) 🍵📕

サマー・グッバイ ~海と約束の宝石~

(2021/8/15 ~ 8/24) 🍵📕

一希(クク)の衣装、何ごと???

2イベントぶち抜き(公式Tipsより)というやや特殊な形態のイベ。報酬は6人ずつ振り分けられているけどイベストにはずっと12人が登場している。フルボイス。
前編では撮影の裏話がメイン。イルカを見られる小型船ツアーにみんなで行くことになったときのやり取りがこちら。

約5年越しのDSPL回収である。気づかわしいにゃんすが可愛い。

更なる助太刀。こんな弱点で支え合えることもあるんだな……。

ちなみに増刊号では

いい膝だ

まさかのふたりでのんびり海釣りである。
個人的に想像していたよりだいぶ友好度が高くて驚いたけどテンションは大いに上がった。まあ全ての友情発生チャンスがPの視界に入ってるとも限らんからね、そういうところのリアルさ好きよ。

ドラマでは双方"海底人"を演じている。一希演じるククは、本当の出自を隠して暗躍する奴隷。九郎くん演じるナインは、王の従者をしつつ、身分制が根強い海底人の世界で別け隔てない暮らしを望んでいる。
ゴーストライターをしていた一希と、茶の湯を広めるためには旧態依然としたしきたりを飛び出すことも時に必要と考える九郎くん。そんなふたりが演じていると思うと味わい深い。モバエムの劇中劇の配役ってわりとそういう傾向強い。
それはそれとして海底人サイドのスピンオフが欲しい。彼らのバックグラウンドをさらにたくさん知りたいんよ……

Magical Halloween Festival2021

(2021/10/23 ~ 10/31) 🍵🖌

君たちは本当によく選抜イベで共演するねえ。
ここまでに九郎くんと想楽くんの共演は沢山あったけれど、実はこの時点ですべて選抜(サイスタでいうFLASH LIGHTみたいなやつ)なのである。「彩とLegenders」という構成のイベがないまま共演を重ねるふたりがちょっと面白いな……と思い始めていた。
イベストでは当初ふたり揃ってハロウィンのムードに乗り切れずにいたけれど、次第に素直に楽しめるようになっていく様子でよかった。可愛い。
想楽くんはチェンジ前で狼の仮装をしつつ「がおーがおー!」とか言ってくれる。可愛い。
もうハロウィンイベ関係ないけど、この前後に出たナンジャタウンコラボではあざといポーズを決めている。可愛い。
とかはしゃいでたら後日えらいことになったわけですが……🐧

氷上のアクアリウム ~個性豊かなペンギンたち~

(2022/4/7 ~ 4/15) 🍵🖌

これがラスト共演なんですか!?!?(悲鳴)
数多の想楽Pが情緒を乱されたこのイベが、結果的にモバエム最後の19歳共演だったらしい。マジか……。
何はともあれ、これが待望の「彩とLegenders」の初イベ。だったが、九郎くんと想楽くんの交流は少ない。これまでを考えると本当に少ない。というのも、九郎くんはコロクリから昆布茶や骨茶について教わって夢中になっていた。そして想楽くんはといえば。

"僕自身の認識"が何かは、実のところ明言されていない
候補生時代からの志望動機に立ち返るときが来た

ペンギンを可愛らしくPRするメインに抜擢された、という状況に思うところがあるご様子。アイドル=偶像として求められた姿を見せることと、自分の思う自分らしい姿で在ることとの両立に悩む姿が見てとれる。
戸惑いを抱えつつも、ちゃんと仕事はこなす想楽くん。その傍らで。

エムステではフェス限のペアを張ったふたりの会話。
このあと「言いたいことはちゃんと言ったほうがいい」という翔真さんのアドバイスを受けた雨彦が、想楽くんの背中を押すかっこうで、今回の仕事はひとまず無事に終結はする。翔真さんありがとう……

ここから先で想楽くんがどのような考えを抱くに至るのか、それは今となってはほとんどわからない。
しかし、唯一ペンギン後に想楽くんが出演したイベ「巡り逢う星々☆七夕LIVE」において、コロクリを信頼度MAXにするとこんなことを言ってくれる。

荒天により船のバランスが崩れても、シーアンカーで安定させます。Legendersにとって、プロデューサーは錨なんです。

【玲瓏たる彦星】古論 クリス

モバエム最後の(通常の)寸劇となった「重なる道は、未来への扉」でも、雨彦がこう言ってくれている。

これまでも何があろうと乗り越えてきただろう。
これからだってそうさ。真剣にやってりゃ、結果はついてくるはずだぜ。

この辺りの言葉から、モバ時空の想楽くんの未来もちゃんと大丈夫なのだと、信じ続けていたい。

番外編:Smile Again

(2022年バレンタインキャンペーン)

想楽くんでシリアスになったところで番外編。
2022年のバレンタインキャンペーンのひとつとして、315プロの面々がオトメチック学園恋愛シミュレーションゲーム「Smile Again」に声優として出演することになり……というものがあった。
このゲームは特定の組み合わせで攻略すると三角・四角関係が発生するとのことだが、そうなる組み合わせはアイドルたちの関係性や年代で決められていた。そう、年代である。

わあ~(語彙全滅)

こんな面白い事態あっていいんですか???

ギャルじゃん

大筋としては、高等部なのに大学の茶道部に勧誘されたヒロインちゃんが、三人との愉快な日々の中でラブを育んだりする……といったところである。のだが、いかんせん三人のアクが強くてめちゃくちゃ面白いことになっている。
・茶室に無頼の輩(※ただの友人)を連れ込んだ清洲くんに、激辛唐辛子ジョロキアを粉末にしたものでお茶を点てて差し出す常盤さん
・ジョロキア茶を看過するわりにヒロインちゃんを勧誘した常盤さんには「新聞にのるのは常盤さんだけでお願いしますよ」とか言い、コンビニ前で摘んだスミレを部員へのお土産にする文くん
・「タチアオイの根っこにツチノコがいる」などという嘘にコロッと騙される清洲くん
……とまあ三者三様にぶっ飛んでいる。一応清洲くんがいちばん常識人だとは思う。


モバエムのバレンタインキャンペーンらしく、ひとり分完走するだけでもそれなりの労力(または財力)が要ったのだが、正直これは多くのPに見てほしい。ドタバタストーリーが好きな人におすすめ。

ちなみに、役としてのセリフばかりでなくアフレコに挑む心境なんかも聞けたりする。

仲良しじゃん。

おわりに

19歳組って全員、すごく交友関係が広かったりすぐ誰かと仲良くなったりする部類(舞田や神谷みたいな)ではないと思うのである。そんな三人にとって、同い年の同胞との出会いがかけがえのないものになってくれていたらいいと、願わずにはいられない。

よかったね……

そしてできることなら、サイスタでも19歳の交流が育まれると嬉しい。既に1年前の315カーニバルが「心を一つに…おもてなしMessage card」(九郎くんと想楽くん共演)だったし、「晴天の315エール」(一希上位)と同時ガシャでSSR九郎くん出したりしてるので希望はありそう。夢はでっかく三人揃って越境イベ・楽曲、ひとまずはたまたま全員の登場タイミングが被るとかそういうところからでも

サイスタくんやりよったな!!!ありがとうよ!!!