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「音楽を描く」レッスンを受講しました。

「音楽を描く」講座

昨年、ご縁があって演奏会でご一緒した、谷中美香さんの音楽教室「utena music field」で、「音楽を描く」というレッスンをしていただきました。

https://utenamuse.mimoza.jp/course/utena-drawing/

実は谷中さんとお会いする何年も前に、「音楽を描く」講座の単発グループレッスンのチラシを見たことがあり(当時どうしても都合がつかず参加できなかったのですが)、ずっと興味があったのです。

珍しい講座ですよね。

音を楽器ではなく、紙とクレヨンで表現します。

初めて講座名をパッと見たときは、「曲のイメージの絵を描く」みたいな、読書感想画的なものかと思ったのですが、違いました。

クレヨンの動線や濃淡を使って、音のまとまり、スピード、フレーズ、拍感、高さ、強弱などを表すのです。

難しいようだけど、気楽に取り組めて、おもしろくて楽しいです。

さっそく、ウォーミングアップに、聴こえてきた音を思った通りに描いてみます。

わたしの本日一発目⬇︎

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情緒不安定か。 

大丈夫か。笑

画用紙から思いっきりはみ出しとるがな。

(普段イラスト描いてる奴の線とは思えない…)


それでも、「じゃあ、次はこうしてみようか」「こんな風にすると、どう感じる?」と少しずつ導いていただくと、

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こんな感じになりました。さっきのよりはそれっぽい。笑

これは、パッヘルベルの「サラバンド」を聴きながら描いた線です。

1拍目の長い音はどんなスピード?2拍目の左手はどんな強さ、3拍子ってどんな感じ?。。。などなど考えながら線を描いていきます。とは言え、考え考え描くのではなく、ピアノの演奏を聴きながら、感じるままにその場で即!描くのです。

なので、同じ曲でも、やるたびに少しずつ変わっていきます。

「それは間違い!」とは言われないので、自信を持って自分の好きなように描いてもいい、というのは私には大きな安心感がありました。

線で音楽を描こうとすると、「楽譜に無駄な音は無い」とか「何も考えずに音を出すな」とか、散々言われてきて分かっているつもりでも、やっぱそこまで深く考えきれずに出してる音や、サラッと流しちゃってる音がたくさんあるな〜とか、まだまだ「こうやったら“それは違う”って怒られるかな」とビビって萎縮する癖があるな…とか、この短時間に痛感しました😅

でも楽器の上達云々を除いても、「こうしてみたらどうなるんだろう?」「わたしって、こんな風に感じてたのか」「こういうのもアリなのか」という発見ができるので、シンプルに楽しいです。

今日はまだ初回だし、いつもそんなに泣かない生後4ヶ月の娘が、はじめての場所にびっくりしたのか、なかなか泣き止まず💦というのもあり、思うように進められなかったのですが😅基本のキを教わっただけでも、大収穫でした😊  

さっそく帰宅後、自分なりに再度実践。

子どもをあやすのに童謡を歌いながら、頭の中の紙とクレヨンで、あーだこーだとイメージ。そして寝かしつけたあと、実際に描いてみました。

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(これを描きながら、『「ぞうさん」って、最初の「ぞー」に一拍半の長さをつけることで、「ぞーうサン、ぞーうサン」って長い鼻をぶらぶらさせてる感じを見事表現している…!これは付点がついてなかったら表せないワザだ…!』などと勝手に解釈して感動しておりました。)

少し慣れてきたかなというところで、今日のレッスン中に取り組んでいたサラバンドに再挑戦。

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出来上がった線を芸術作品にするとかではないので、「どう感じ取った結果、こういう線を描いたのか」のプロセスの部分を自分にしっかり落とし込めたらいいな。

わたしにはすごく合っている音楽へのアプローチ方法だったなと思います。子どもがもう少し大きくなったら…第2回目も受講したいです😊

私の描いたナゾの線の写真だけ見ても、なんのこっちゃら…とイメージが湧きにくいと思いますので、 谷中さんのnoteやホームページをご覧いただければと思います♫

講座は愛媛と東京で受講できます。ぜひ、ホームページから開講スケジュールをチェックしてみてください😊

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