虚空領域の食事情

だいたいの創作の世界観には、食糧事情がついてまわる。零錆戦線の舞台となる虚空領域においてもそうだ。本記事では公式の資料をもとに、虚空領域の食事情に思いを馳せてみる。

Q:お前誰？
A:下のコラムの再現飯を作った人です

虚空のコラム『たべもの』｜霧の残像領域

■流通品

おやつ シンセティックデメテル・カプセルビオシス
めし 同上
プリン 同上

以上の素材は作中の食品生産プラントの最大手企業に協賛すると入手可能な素材である。恐らくおやつの下のヒエラルキーにはコーンミールがあるのだろう。上級市民が味わうめしの上におやつとは別にプリンが位置している。いまや誕生日などの特別な日にしか食べられない高級食材なのかもしれない。

■握り飯

ゲーミングおむすび アキハバラ・マシンヘイヴン

アキハバラ・マシンヘイヴンの最上位素材である。デバイス→チェア→おむすびってなんだよ！？ともかく、めしを皿によそうだけでなく、丸めた物を手で持って食べるという文化が虚空領域にもある、ということを示唆する貴重な資料ではないだろうか。

■嗜好品

冷えたビール 北部海域【ペンギン諸島】

同座標には健康温泉があり、ルールブックにも虚空領域いちの温泉地という記述がある。リアルにも温泉水で仕込んだビールが存在するし、この冷えたビールもそういったものなのかもしれない。他の穀物酒の類似品も存在する可能性も高そうだ。

■缶詰

渦潮缶詰 タワー近海【漂着の海】
肉の缶詰 ハイドランジア・フリーランサー
猫缶 フェアギスマインニヒト

渦潮缶詰は食料が詰まってるのかは不明だが、一応記載した。世界情勢の深刻さから、沈んだ船の積荷から流れたであろう、パッケージの剥げて凹んだ缶を開けて空腹を凌ぐ……ということもあるかもしれない。
猫缶があるということは猫を飼う文化も残っているのだろう。

■海産物

うに 北北東海域【氷獄】
ワタリガニ 西南西海域【横道潮流】

外洋に魚はいないという記述がブログにあったが……潮の流れの関係で有毒の海水が流れ込みにくい内湾とかには生息しているのかもしれない。パーツの素材に使ってる場合ではない超高級食材か、そもそも食用じゃなくて殻を素材として使うかの二択なのではないだろうか。

■植物？

安寧の実 西部海域【黄昏の壁】
刹那の実 西部海域【暁の壁】

辺境の海域で入手可能。枝と葉があるので植物と判断した。食用かは不明。

素材リストの中で食材になりそうなものはこれくらいか。以外と1000文字って短い。