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感想を頂きました。無限摂食障害生活。

Twitterに届いた感想です。

※こちらは文字Verの方を見てくれた方です。

本当は上映会にいきたかったんですが、絶賛摂食中、若くないし…地方在住なので、高速バスに乗って行くお金と体力がありませんでした。

映画版は音と映像パンチあるなーって思って…内容把握しきれなかったんですけど…文字に起こしてくれたものを見て、スカスカな脳みそに内容が入ってきました。

ありがたい。そして、映画づくりお疲れ様です。

半年くらい引き込もって無限摂食障害生活していました。地方なので理解者もいません。ちょっと辛いわーって思ってたときにこの映画を知ることができて、ボロボロながら生き延びてみようと思えました。

なかなか治療も進まないのでこのまま摂食とサドンデス対決頑張っていきます。

・・・・以上です。

暁のところを思い出してほしいのです。

当事者のこころは
暁のごとく
薄闇の中
日の出を待ち続ける

こちらの表現。これには意味があって、暁とは夜明け前のことです。

常に薄闇の中にいる感覚。人生が。夜が続いているような。日の出があるような、ないような。そんな不確かな感覚がつねに漂っている。

これは比喩的な意味だけではなく、実際にうつ状態がひどい場合「世界が灰色に見える」という症状があります。

あなたが青を感じるとき、なぜすべてが灰色に見えるのですか?という研究です。
https://www.sciencedaily.com/releases/2010/07/100720083258.htm

わたしたちに日の出はあるのか。

時に日の出を期待したりもするのです。でも、来ないんですよね。

摂食障害に罹患すると、終わりなき地獄を体感することがあります。これは依存症全般に見られることかもしれませんが。このような体験は、実際に見たものでないと共有できないかもしれません。

※上記の通り、実際に我々の見ている色と違う色を見ていることもあるのですから。

摂食障害の予後を研究したものはあまり多くないのです。2004年の研究ですが、予後は半分程度が良好、もう半分は変わらない、または悪化している、というものです。
https://webview.isho.jp/journal/detail/abs/10.11477/mf.1405100546?englishFlg=2

これも研究に参加した方のみの少ないデータです。人に中々話すことが出来ない、というただでさえ難しい病で、この感想をくださったかたのように、地方で、相談できる人も、信頼できる機関もない中で、一体どのように希望を見出せばいいのでしょうか?

あなたに出来ることは何だろう?

とはいえですね、皆が皆、摂食障害と向き合っていけるかと言えば、そうではありません。

世の中には向き合うべき沢山の問題が今も山積みです。

あなたはどんな問題と向き合っていますか?自分自身の問題かもしれません。誰かの問題かもしれません。大きな社会問題かもしれないし、小さくても困難な問題かもしれません。

正解があるわけでもないですが、いまこうしてわたしたちが真剣に生きることには、何か意味があるのかもしれません。

さて、もしかすると、そんなに世の中の問題に目を向けたことがない、というヒトもいるのかもしれません。あるいはその問題があまりにも個人的なものかもしれません。

例えば「ああ明日も会社行くのだるいわ」とか、「まじバイト先の店長の○〇さんムカつくわ」とか、かもしれません。色んな悩みがありますからね。

でも、時間は限られています。その問題に力を使っている間に、出来ることの機会損失はどんどん進んでいます。それを忘れないでほしいのですよね。

人生は一度しかありません。そんなにたくさんのことはできません。

いま、あなたは、何を、する??

わたしはわたしの出来ることを、命がけでする。

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