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不動産競売 入札編

不動産競売の入札編です。

ここでは、入札するための基礎知識をお伝えしていきます。

【ステップ1】競売の情報を検索してみましょう。

裁判所が運営しているインターネットのサイトで「BIT」と呼ばれるサイトがあります。
サイトは下のURLから直接ご覧頂けます。

http://bit.sikkou.jp/app/top/pt001/h01/

このサイトでは全国の不動産競売の情報を見ることができます。
ご自身が住む地域の裁判所を見てみるのが一番わかりやすいので一度見て下さい。

【ステップ2】入札する物件を選ぼう

例えば、私は大阪に住んでいるので、大阪の裁判所を選んで物件を見ます。
ご自身で家を買いたいと思っていらっしゃるなら、一戸建て、マンションがありますし、収益用の不動産を買いたいと思うならば、場合によっては、収益用不動産情報もでてたりします。
その中から物件を選んでいきましょう。

【ステップ3】気になった物件の資料をダウンロード

PDFデータで「3点セット」と呼ばれる資料がダウンロードできます。
【ここがポイント!】
3点セットを読み解こう。
競売をする上で、この3点セットが読めないと非常に厳しいです💦
恐らく、不動産会社と呼ばれる方でもこの3点セットを見たことがない人も多くいらっしゃると思います。
なので、まったく初めてでわからない人から不動産屋さんまで幅広い方に分かって頂けるよう解説をしていきます。

【3点セットの中身とは?】
①物件明細書
②現況調査報告書
③評価書
この3点のことを3点セットと呼んでいます。

次回は3点セットの中の①物件明細書について解説していきます!

※筆者の紹介

前職の会社で約2年半で競売物件60件程度の落札、占有者交渉、リフォームプランニング、売却を手掛ける。

勤め先の会社では強制執行をしなくても良いように占有者との交渉で対話を重ねる。結果、自身担当での強制執行は0件。現地調査、裁判所記録閲覧、3点資料の読み込みにより写真から占有者の性格等を読み込み、入札する、しないなどを選別する。反社会的勢力の所有が疑わしい物件を写真から判断。そして現地管理人へのヒアリングで確認すると的中するように至る。

やり方がわかれば簡単です。何か難しそうであったり、落札後のリスクが読めないため入札を躊躇される方も多くいらっしゃると思います。ですが、しっかりと注意点を抑えていけば何も難しくもなく参加できるので、安く買いたいとお考えの方は一度競売を考えてみてはいかがでしょう?


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