【編入】東北大学 理学部 数学科 受験体験記(2023入学)
この度東北大学理学部数学科の編入試験に合格したので、いろいろと体験談として残してみようと思います。ここでは受験当日のことだけを取り上げます。
使用した参考書や受験までの勉強計画、他大学の受験状況などは以下のnoteをご覧ください。
自己紹介
名前:楕円
出身高専:グンマー高専 電子系学科
学科順位:1年次→1桁後半くらい
2~4年次→12~17位くらいをうろちょろ
受験年:2022
併願大学:筑波大学理工学群数学類(合格)
京都大学工学部電気電子工学科(合格)
東京工業大学理学院数学系(不合格)
英語:TOEIC→710
TOEFL→35(R11 L3 S7 W14)💩
TwitterID:@fujimal_tomato
志望動機
高専の5年間で工学系はお腹いっぱいになってしまったことと、もともと数学が好きだったので純粋数学の道に進んでみたいなと思ったことなど。
筆記試験
筆記試験は数学が3時間で大問5つ、英語が1時間でどちらも例年通りでした。
数学はそれなりに骨のある問題ですが、3時間に対して5問なので落ち着いて解けると思います。
英語は数学書のような文章の和訳と英訳です。あるテーマについての一連の文章なので、和訳はなんとなくの雰囲気でできると思います(わからない単語も類推しやすいですし)。英訳はさっぱりでした。毎年テーマがバラバラなので、ここでちゃんと点数を取るためには相当の専門用語を英語で書けないといけません。余裕がある場合だけ対策すればいいと思います......(?)
手ごたえはこんな感じ。
数学 : 10割
英語(和訳) : 9割
英語(英訳) : 0割
面接 & 口頭試問
面接官は3人いました。名前と受験番号、テストの所感を聞かれるとすぐ口頭試問に移りました。
机の上には筆記試験の問題も置いてありましたが、自分は別の問題を渡されて、それを黒板で説明しながら解きました。具体的には「n個のベクトルが線形独立であることの定義」と「n個のベクトルが線形従属であるとき、そのうちの1つのベクトルは必ず他の(n-1)個のベクトルの線形結合で書き表せるか」というような問題だったと思います。
遺言
募集要項が出るのがかなり遅めです。今年は6月半ばに出ました。
数学科の編入体験談はいかんせん数が少なく全然見つからないので、これが少しでも役に立てばうれしいです......。