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現在の活動(1) 監督業

今回からは、今(*2021年5月現在)私がミュンヘンで行なっているサッカーを通じた活動、主に3つ(監督業、スクールコーチ業、在独邦人向けサッカー教室)を一つずつ分けて紹介させていただこうと思います。

まず、私のメインになっている「監督業」についてです。

私は、2007年にドイツに渡ったのですが、2、3ヶ月経って語学学校や、こちらの生活に慣れてきた頃、家の近くにあるスポーツクラブに向かい、そこの会員になりました。

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それが、現在でも私が活動しているクラブ「FT München Gern」というクラブです。このクラブは、「サッカー」の他には「女子体操」しか種目のない、かなり規模の小さいスポーツクラブです。

当初は2軍(9部リーグ)で主にプレーしていたのですが、3年目に1軍(8部リーグ)でプレーするようになり、日通に就職してからは練習にあまり行けなくなってしまったのですが、なんとか3軍(10部と11部を行ったり来たり)でプレーさせてもらい、その時はキャプテンもさせてもらっていました。

2016/17シーズンの終わりに、当時の3軍の監督が辞めるという事で、「次のシーズンから3軍の監督やってみない。」と、当時のSD(スポーツディレクター)から連絡があり、晴れて2017/18シーズンから3軍監督になりました。

https://ftgern.de/team/herren/herren-3

サッカー監督といっても、ほぼボランティアのようなもので、お給料は小遣い程度しかもらえないので、もちろんそれだけで生計を立てたりできません。でも、当時は「うわ〜、ついにドイツで、お金らってサッカー教えるところまで来たぁ〜。」と、興奮し、ちょっと誇らしかったのを覚えています。

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監督としての成績は、文字通り「勝ったり負けたり」で、まだまだチームを「常勝軍団」には出来ていませんが、1軍、2軍の監督とコミニケーション取りながら(気ぃ使いながら)週末の試合に向けて取り組んでいます。(今は難しい時期ですが)

チームの特徴としては、選手たちは皆、そんなに競技としてのサッカーは上手じゃありませんが、意欲があり、リーダーシップのある選手も何人かいます。日本人の選手も何人か所属しており、学生、現地採用の社会人、日本からの駐在員など、私を通じてウチのクラブの会員になってくれているのは嬉しい限りです。駐在員の方は、やはり残業や出張が多く、定期的に練習に参加するのが難しく、いくら実力があってもなかなか1軍や2軍でプレーする機会が少ないのですが、学生や現地採用組の中には、実際に実力があり1軍でプレーしていた日本人選手もいます。

ただ、基本的には練習中は全体に向かって、ドイツ語で指示を出しているので、日本人の選手達もこのチームに溶け込む為に、頑張って日本人以外の選手達とコミニケーションしており、たまに「ドイツ語の指示を、ドイツ人の選手が英語に訳して日本人の選手に伝える。」と、いう珍現象があるのもウチならではだと思います。

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また、成人チームとは別で、去年からU15(今年はU16)のアシスタンコーチもお願いされていて、これは完全にボランティアです。

育成年代の指導は久しぶりなので、こちらも早くコロナ渦が過ぎて、みんなで練習ができるようになればいいなぁ、と願うばかりです。

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では、今回はこの辺りで。

来週は、「現在の活動(2)スクールコーチ業」を書く予定です。

もし、よろしければ、また読みに来てください。

ではでは。


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