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現在の活動(2) スクールコーチ業

前回からの続きとして今回も、今(*2021年5月現在)私がミュンヘンで行なっているサッカーを通じた活動、主に3つ(監督業、スクールコーチ業、在独邦人向けサッカー教室)を一つずつ分けて紹介させていただこうと思います。

今回は、昨年の夏から活動させてもらっている「スクールコーチ業」についてです。

ドイツでは基本、サッカーをやりたい子ども達は、地元のクラブに入ってプレーします。練習の頻度は大体、週に2回くらい。そして週末に試合があるという、「週3」くらいが「クラブで過ごす日」です。クラブでの練習がない日は近くの広場でクラブに入っている子もいない子もみんなで草サッカーをして遊ぶのは、ドイツも日本も同じだと思います。

ただここ数年、「子どもの頃からサッカーの英才教育」を子ども達に受けさせていと望む保護者の方が増えており、それらがビジネスとして成立しています。私の活動している「Münchner Fußballschule(ミュンフナー・フースバールシューレ)※直訳>ミュンヘン・サッカースクール」はミュンヘン地域最大のサッカースクールを運営しており、最近では州を越えてノードラインヴェストファーレン州やベルリン、国も越えてオーストラリア、そして日本の富山県にも進出しています。

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このスクールでは主に、サッカーの基礎技術を重点にしており、ボールの扱い方、ボールの運び方、キック(シュート、センタリング)等、日本で言うところの「ドリブル塾」「サッカードリル」のような、個人技をメインに細かい指導しています。

普段、チームの監督やコーチとして「チーム全体」の練習や試合のオーガナイズを考えることが多いですが、スクールでは、その逆で、より「個人」に寄り添った指導になり、私自身の指導の幅も広がってくれていればいいなぁ、と自分自身に期待しながら活動しています。

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ちなみに、昨年から、このスクールに「日本語サポート付きコース」と言うことで、ドイツ人コーチから直接指導を受けながら、どうしても分からない事があれば、私がサポートに入る。と言う「日本人の子供達向けのコース」も開設し、日本人学校の子ども達にもドイツサッカーを体験してもらう活動も始めました。

では、今回もこの辺りで。

来週は、最後の「在独法人向けサッカー教室」について書こうと思います。

お時間あれば、ぜひ、また覗きに来てください。ではでは。

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