尖ってた後輩の話

「藤井ペイジの思い出100円」第7話。

お笑いフリークならご存知かもですが。
吉本興業の養成所・大阪NSCは、僕が通っていた13期生より後の数年は「秋入学」の生徒を募集しておりました。
調べたら、14、16、18、20期生がそうらしいです。

僕の入った13期生で応募が殺到し、教室の大きさの関係から泣く泣く切った人たちの受け皿として、急遽14期生を秋に募集したと聞きました。
突然の半年おき制度にザワザワしたのは、13期生の僕ら。笑

自分たちがまだ養成所生なのに、新しい生徒を取っちゃうという。
卒業すらしてないのに、急に下からの突き上げを勝手に感じ、なんだかモヤモヤそしてソワソワ。

実際には、授業の時間も違えば講師の先生も違ったので、特に接点はなかったのですが。
こちら側からしたら、突然現れた半年後輩にどう接していいか分からず。
きっと向こうからしても「半年くらいで先輩ヅラされても」と思っていたはず。

それでも、卒業後に同じライブに出るようになってからは、徐々に打ち解け。
半年とはいえ序列のある世界。
普通に先輩・後輩としての関係になったのです

が。

14期生の中に一人、先輩後輩関係なしにギラギラした空気を突き付けてくる、尖った男がおりました。

「エレキグラム」の後藤。

今は「フットボールアワー」。

彼とこんなことがありました。

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